台北の地下鉄やコンビニ支払に使える!ASUSのスマートウォッチ「ZenWatch 2(特別版)」を購入

スポンサーリンク
本Blogのエントリには、アフィリエイト広告が含まれています。

ASUSのスマートウォッチ「ZenWatch 2」のバンド部分に交通系ICカード「悠遊卡」(EasyCard)が搭載された特別モデルを購入、台湾の地下鉄やコンビニでの支払でZenWatch 2を使ってみた。

■購入情報
購入商品:ZenWatch 2 悠遊卡対応モデル
正式名称:ASUS ZenWatch 2 率性運動咖.悠遊卡特別版 (大錶) (ASUS公式サイト)
購入価格:5,490台湾ドル(約18,000円)
購入店舗:台北 三創数位生活園区にあるASUSショップ

■ZenWatch 2 悠遊卡(EasyCard)対応版
ZenWatch 2 悠遊卡対応版

ZenWatch 2(悠遊卡対応版)の基本スペックは、通常のZenWatch 2と同様。追加機能としては高速充電に対応している点と、バンド部分に悠遊卡を内蔵していることで台北の地下鉄・バス・タクシーなどの交通手段の運賃支払に使えるほか、コンビニなどでも日本のSuicaなど交通系ICカードと同様の使い勝手で買物に利用することができる。
※今回は試していないけれど、恐らくYouBikeへの登録なども問題無く可能と思われる。
関連エントリ:台北市で気軽に使えるレンタル自転車『YouBike』を試す – 携帯番号とEasyCardで簡単登録、30分以内はレンタル無料 | shimajiro@mobiler

■バンド部分に交通系ICカード「悠遊卡」(EasyCard)が内蔵されている
バンド部分に交通系ICカード「悠遊卡」(EasyCard)が内蔵されている

ZenWatch 2の悠遊卡は、スマートウォッチ本体部分ではなく「ベルト部分」に内蔵されているため、悠遊卡のチャージ機や決済時にかざす際には本体部分ではなく、ベルトの悠遊卡内蔵部分(悠遊卡ロゴのあたり)をかざす必要がある点には注意。また、悠遊卡の残高をZenWatch 2で直接確認することもできないので、単純に言えば「バンド部分に悠遊卡が内蔵されているだけ」と言える。

ZenWatch 2の悠遊卡への最初のチャージは地下鉄駅に設置されている悠遊卡のチャージ機で実施。地下鉄駅などで設置されているチャージ機では、機械の機構によってはZenWatch 2を腕から取り外した状態でチャージする必要があり、少々不便。
※腕に装着したままだと、物理的にチャージができなかった。

■地下鉄駅のチャージ機でZenWatch 2の悠遊卡にチャージ
地下鉄駅のチャージ機でZenWatch 2の悠遊卡にチャージ

このほか、腕に装着した状態でチャージができるタイプの機械もあるにはあったけれど、このタイプのチャージ機でもチャージ完了までの間はずっとZenWatch 2のバンド部分をリーダーに近づけておく必要があり、特にコインを複数枚入れてチャージするような場合には不便。最初は悠遊卡へのチャージがスムーズにいくか不安もあるので機械で試したい。と思うけれど、実際にはコンビニなどに設置されているタイプのリーダーの方がチャージの際の手間は少ないように思う。

実際に地下鉄やコンビニでの支払に使ってみると、地下鉄では基本的に右側に悠遊卡のリーダーがあるので、左腕にZenWatch 2を装着するとやや不自然な格好で改札を通過する必要がある。

■台北地下鉄の改札:悠遊卡のリーダーは右側にある
台北MRTの改札:悠遊卡のリーダー右側にある

また、前述の通りZenWatch 2の本体部分ではなくバンド部分を近づける必要があるので、これを間違えると改札を通過することができない。(慣れないせいか、何度か間違えた)

■ZenWatch 2の「バンド部分」をリーダーに近づける
ZenWatch 2の「バンド部分」をリーダーに近づける

使い始めてから何度かは「無事に改札を通れるか」など不安があったものの、反応速度などもカードタイプの悠遊卡と同様で、「バンド部分を近づける」ということさえ気をつければ全く問題なく利用することができた。

ZenWatch 2の悠遊卡に関しては「スマートウォッチのベルト部分に交通系ICカードが内蔵されている」だけと言ってしまえばその通りなので、使い勝手に関しても過度な期待はしていなかったけれど、実際に使ってみると両腕が荷物などでふさがっている状態でも、手首のスマートウォッチ(のバンド)をかざすことで買物の支払や改札が通過できるのは思いの外便利だった。

悠遊卡は基本的にカードタイプで使われることを前提とされているため、地下鉄駅に設置されているチャージ機などでZenWatch 2(の悠遊卡)をチャージするのは少々不便を感じることもあったけれど「手元で悠遊卡が使えるようになる」利便性は、台湾で悠遊卡を使ったことがある方であれば理解していただけるかと思う。

ZenWatch 2(台湾モデル)は技適マークを取得しており、国内でも問題無く利用可能。ただし、当然ながら悠遊卡の機能については日本国内では利用することができないので、こちらは台湾限定の機能となる。

■ZenWatch 2(台湾モデル)で技適マーク表示ok
ZenWatch 2(台湾モデル)で技適マーク表示ok

掲載している内容は公開時点の情報です。Webサイトやサービスの内容変更などにより、情報が古くなっている場合もありますので、ご注意ください。
スポンサーリンク

運営者をフォローする