ドコモは、2016年6月24日より実施している下取りプログラムの下取り金額増額を2016年7月末まで継続することを発表。
下取りプログラムを適用すれば、他社のiPhone 5やドコモが過去に発売したAndroidスマートフォンのうち、Xperia Z2・Galaxy S5・他社iPhone 5など、発売から二年以上が経過している機種も最大2.2万円で買取される。
※下取り額は機種・状態によって異なる。
■KDDIのGALAXY S5も2.2万円下取りの対象
下取りプログラムの詳細に関してはドコモオンラインショップにて。
●二年以上前の機種が22,000円で下取り可能
下取り価格が増額された端末の一例として、2014年5月に発売されたXperia Z2 SO-03FやGALAXY S5 SC-04Fが良品であれば22,000円で下取りされる。
これらの機種は発売から二年以上が経過しており、発売されてすぐに購入しているユーザはちょうど割賦支払を終えたタイミング。割賦支払を終えた機種を下取りに出すと、最新機種への機種変更が22,000円割引されると考えると非常にお得。
※特に、Xperia Z2などの古い機種の下取り価格は二束三文にしかならなかったので…。
■Xperia Z2 SO-03Fの下取り価格が22,000円に(良品)
掲載元:キャンペーン・イベント情報 : 下取りプログラム | NTTドコモ
また、iPhoneに関しては2012年モデルのiPhone 5が22,000円で下取りされる。ドコモがiPhoneを取扱いしたのは2013年モデルのiPhone 5s/5cからのため、実質「他社のiPhone 5を2.2万円で買い取る」施策と言える。iPhone 5の発売から間もなく4年が経過しようとしていることを考えれば、iPhone 5の下取り価格は非常に高額と言える。
■iPhone 5(2012年発売)の下取り価格が22,000円に(良品)
●機種購入時じゃなくても下取り(買取)が可能
ドコモの下取りプログラムは、端末購入時に古い機種を下取りしてもらう「下取り」と、端末購入とは関係無く機種を下取りしてもらう「下取り(買取)」があり、ドコモショップでは後者の下取り(買取)をしてもらうことも可能。
端末購入を伴う「下取り」は、端末の販売価格から即時値引きが適用される。端末購入タイミングとは関係の無い「下取り(買取)」の場合、dポイントによって還元が行われるため、次回の機種変更の際の機種代金に充当できるほか、dポイント加盟店(ローソン・マクドナルド)にて1ポイント=1円相当で支払に充当することができる。
端末購入を伴わない(任意のタイミングで行われる)下取りに関する制限・ルールは以下。
■ドコモが販売した端末の下取り(買取)
自分名義で購入したドコモの機種・既に解約済みの機種・家族名義で契約した機種のいずれも下取り(買取)が可能。1回線あたり台数上限は設定されていないので、古い端末を複数台下取りに出すことも可能。
→ただし、ドコモの販売店以外から購入している白ロムについては下取りできない可能性がある。
■他社が販売した端末の下取り(買取)
ドコモで新規契約・機種変更・MNPを行ってから翌月末まで、1回線あたり1台のみ対応。
→2016年6月1日にドコモで機種購入を行っている回線の場合、7月末まで下取り(買取)が可能。
「自分またはその家族が使っている機種を下取(買取)りに出す」という通常よくあるパターンで考えると、ドコモが販売した機種に関してはかなり制限が緩く、下取り(買取)する機種を購入した際の電話番号がわかれば原則ok。
※携帯電話・スマートフォンが正常に動作することが前提。画面割れは大幅に減額されるので注意。
ドコモの下取りプログラム自体は従来から行われていたものの、基本的には「iPhoneを下取りするためのプログラム(価格設定)」に近く、自社で販売したAndroidスマートフォンや他社で販売されたAndroidスマートフォンについてはかなり渋い下取り価格となっていたのが、6月下旬から一気に下取り価格が増額されているので、ドコモの最新機種を購入した方はこの機会に下取りプログラムを活用する事をオススメ。