バスタ新宿:国土交通大臣が女子トイレの増設検討を指示、購買施設は入札が完了

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国土交通省の石井啓一 大臣は、6月21日に開催した定例の大臣会見にて、新宿駅に隣接するバスターミナル「バスタ新宿」で女子トイレが不足している問題について「増設に向けた検討を指示した」ことを発表。

■2016年4月4日よりオープンしたバスタ新宿
バスタ新宿:2016年4月4日オープン

バスタ新宿は2016年4月4日にオープン。オープン前は新宿駅の周辺エリアに点在していたバスターミナルがバスタ新宿に集約されたことにより、バス利用者の利便性が改善したとする一方、混雑時間帯に関しては特に女子トイレが不足していることを質問され、バスタ新宿を管轄する関東地方整備局に対して女子トイレの増設を検討するように指示した。としている。具体的な増設タイミングや増設場所に関する情報は大臣コメントには無い。

国土交通省の大臣会見(2016年6月21日)については以下にて。

大臣会見:石井大臣会見要旨 – 国土交通省

(問)バスタ新宿の件でお尋ねしたいと思います。
利用者からは大変よい施設ができたということを聞いておりますが、いかんせんトイレが少ない。
東京国道事務所は成田空港の国内線に匹敵する利用者があったと言っているのですが、3カ所12人分しか女子トイレがなくて、毎度のように行列を作っており、利用者には我慢し切れない問題ではないかと思うのですが、大臣どうでしょうか。

(答)バスタ新宿については、おかげさまで非常に利用者の方からは好評でございまして、1日約2万人の方に御利用していただいております。
御指摘の女子トイレにつきましては、比較的余裕のある3階への案内も行っておりますが、特にピーク時には4階で多くの方々にお待ちをいただいており、御不便をおかけしております。
私から関東地方整備局に、女子トイレの増設に向けて検討するよう指示をしたところでありまして、しっかりと対応していきたいというふうに考えております。

このほか、利用者の多くが抱えているであろう不満として、バスタ新宿はバスの出発・到着フロアにコンビニエンスストアなどの売店が無く、飲み物の自動販売機が数台あるのみ。バスの出発前に食料品などを購入したり、滞在先で必要になる物品を事前に購入することができず、新宿駅に隣接するという立地ながら、ターミナル内の施設に関しては全く充実していない。
関連エントリ:バスタ新宿の課題:コンビニなし、待合スペース不足、通路が手狭など | shimajiro@mobiler

ただし、コンビニなどの購買施設については出店する事業者の入札を行う(入札は6月23ン日に終了)など、購買施設の設置に向けた準備を行っている模様。こちらも具体的なオープンタイミングなどは不明。

バスタ新宿の購買施設に関する入札については、関東地方整備局 東京国道事務所のWebサイトにて情報が公開されている。

東京国道事務所/バスタ新宿/最新情報

平成28年4月4日(月)に開業した「バスタ新宿」を、さらに利用しやすい環境にするため、 購買施設を設置する手続きを開始しました。

手続きでは、出店を希望する事業者を募り、「運営計画」や「公共貢献」に関する提案を求めます。

その後、事業者を選定し、準備期間を経て開業となる予定です。

利用者数やバスの発着数では、かなり大規模なバスターミナルとなっている一方で、施設はイマイチ充実しているとは言い難かったバスタ新宿が、徐々に改善されていくことを願いたいところ。

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