モバイルWi-Fiルータ「MR05LN」が正式発表 – 3波CAでドコモ網下り最大337.5Mbps、SIMカード自動切替も対応

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NECプラットフォームズは、3つの周波数帯を束ねて通信を行う3波CAへの対応によって端末側は下り最大375Mbpsに対応(ドコモおよびそのMVNOで使用時は下り最大337.5Mbpsに対応)するモバイルWi-Fiルータ「Aterm MR05LN」を9月1日より発売することを発表。

NECプラットフォームズのお知らせは以下にて。

LTE-Advanced 3CA対応のモバイルルータ「Aterm MR05LN」を発売 ~デュアルSIMの新機能「自動SIM切替」等により利便性を向上~

NECプラットフォームズは、LTE-Advanced(注1)サービスにおいて、3つの周波数帯を束ねて高速通信を可能にする3CA(注2)に対応したモバイルルータ「Aterm MR05LN」を9月1日より発売します。

MR05LNの製品紹介ページは以下にて。
Aterm MR05LN | 製品一覧 | AtermStation

3波CAに対応、ドコモおよびMVNOで下り最大337.5Mbps

MR05LNは、前モデルのMR04LNとほぼ同じサイズ・重さを保ちながら、ベースとなる通信性能が改善している。具体的には、3波CAに対応することで端末側のスペックは下り最大375Mbpsまで高速化、ドコモおよびそのMVNOで利用時には2GHz + 1.5GHz + 800MHzの3つの周波数帯を束ねた下り最大337.5Mbpsの速度で利用できる。

ただし、ドコモから発売されている最新のモバイルWi-Fiルータ「Wi-Fi STATION HW-01H」がサポートするTD-LTEの3.5GHz帯に関しては非対応となっており、対応する4G LTEの周波数はMR04LNと比べて増えていない。(厳密に言えば減っている)

■4G LTEの対応周波数
MR04LN:B1 / B3 / B8 / B11 / B18 / B19 / B21 / B17
MR05LN:B1 / B3 / B8 / B11 / B18 / B19 / B21

時間帯・通信量などを判別した「自動SIM切替」をサポート、SIM切替は10秒に高速化

デュアルSIM周りの新機能として、時間帯・通信量・クレードル装着有無などを判別して通信するSIMを切り替える「自動SIM切替」に対応。平日は会社契約のSIMカードを使用し、休日は個人契約のSIMカード使うなどの切替を自動化できるほか、MVNO各社で通信速度低下の激しい時間帯(平日お昼時間帯)だけ、通信するSIMカードを切り替えるなどが行い安くなる。

通信するSIMカードの切替は通信量による設定を行うこともできるため、例えばSo-netの「0 SIM」を2枚挿しして、通信量が500MBに到達する前に通信するSIMカードを切替すれば、SIMカード切替などの手間無く、最大で約1GBの通信を無料で利用することができる。

また、SIMカード切替に必要となる時間もMR04LNの40秒→10秒へと、大幅に短縮。SIMカード切替に伴う本体(ルーター)の再起動やWi-Fi切断が無くなるため、SIMカードの切替自体が行いやすくなっているのも特長。

MR04LNでは、SIMカード切替に必要な時間が長かったため実用的ではなかった「この先のトンネル区間ではドコモの方が電波が良いから、通信するSIMを切り替える」などの使い方が実用的になるかも。

なお、MR05LNが対応するSIMカードはnanoSIMに変更されている。モバイルWi-FiルータではmicroSIM対応の製品も残ってはいるものの、最近の国内向けスマートフォン・タブレットの大半がnanoSIM対応となっていることを考えると、SIMカードを使い回しし易いという点ではありがたい。

バッテリ容量が2,500mAh、連続通信時間は最長30時間

バッテリ容量は2,500mAhに大容量化、連続通信時間はWi-Fi接続時約14時間、Bluetoothテザリング時は約30時間と、それぞれ前モデルのMR04LNと比較して連続通信時間が延長されている。

NECプラットフォームズの販売するモバイルWi-Fiルータは、ルーター本体の電源をON・Wi-Fiを有効にしていると、あまりデータ通信を行っていない状態でも消費電力が大きいのか、実際の環境で使ってみると他社製品と比べてバッテリーの持ちが悪く感じることがあったので、バッテリ容量の大型化や連続通信時間の延長は素直に歓迎。

TD-LTEに非対応、フルスペックとは言えずMVNO向け

3波CAへの対応、SIMカード切替時の必要時間短縮、APN更新機能の追加など、前モデルのMR04LNから着実に進化をしている反面、ドコモの新周波数帯であるTD-LTEの3.5GHz帯(B42)に非対応となっているのは残念なところ。

ただし、MR05LNがドコモのMVNO向けの製品であるという点から考えると、新周波数帯に対応することによる通信速度の改善はそれほど期待できず、新周波数帯に対応することによるコスト増や端末サイズ大型化などの課題を踏まえて検討した結果、FDD-LTEによる3波CA対応に止まった(TD-LTEに非対応とした)ことも理解はできる。

Amazonでの販売価格は25,900円、クレードルセット 28,000円

MR05LNのAmazonでの販売価格(OCN モバイル ONEセット)はクレードルなしが約25,900円、クレードルセットが約28,000円となっており、既に通常価格よりも若干割引した価格にて予約が可能。

前モデルのMR04LNは、頻繁にAmazonタイムセールに登場しており、最安時は定価の約半額で購入することも可能となっていたので、今後MR05LNのタイムセール開催に期待する人も多そう。

MR05LNがAmazonタイムセール対象となるのは、おそらく時間の問題ではあるので、タイムセール対象となり値下がりするのを待つ。というのも一つの選択肢と言えそう。ただし、MR04LNの登場によってその前のモデルであるMR03LNがあまり値下がりすることは無かったので、現行モデルのMR04LNが今よりも値下がりする可能性はそれほど高くないかも。

AmazonでのMR05LNの販売ページは以下にて。

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AmazonでのMR05LN(クレードルセット)の販売ページは以下にて。

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