ドコモは、SamsungのGalaxy S7 edge SC-02H向けに初となるソフトウェア更新を9月7日より配信開始(関連エントリ)
Galaxy S7 edgeは、本体温度が上昇するとカメラ撮影中に
「温度上昇を検知したため、カメラを終了します。」
というダイアログが表示され、カメラが強制的に終了されてしまう仕様が組み込まれており、バッテリーの充電直後(あるいは充電しながらの使用)や連続してGalaxy S7 edgeを使い続けた後などは本体温度上昇によるカメラ強制終了が頻発していた。
■Galaxy S7 edge:温度上昇検知によるカメラ終了
このほか、撮影した画像をそのままDropboxなどのクラウドサービスにアップロードするような場合に顕著だったので、Galaxy S7 edgeを使用中は特に急いでいない限り、カメラを撮影中にDropboxなどのサービスへのアップロードを行わない設定にすることで、ある程度「本体温度上昇」が発生するのを予防するように使っていた。(それでも、本体温度上昇によるカメラ強制終了は稀に発生していた)
Galaxy S7 edge SC-02Hで発生する「温度上昇検知によるカメラ終了」が、実際に本体温度が上昇することによって発生しているのか、あるいは温度そのものはそれほど高く無くても、温度上昇が発生したと判定する閾値が厳しめなのかはわからないけれど、9月7日付けで配信されたソフトウェア更新を適用した後も、温度上昇検知によるカメラ終了は発生することを確認。
この現象が一度発生してしまうと「端末を冷やす」という方法でしか解決することができないのが不便なうえに、根本的な解決策が思い当たらないのが困りどころ。
Galaxy S7 edgeは、海外で「レンズカバーキット」なども販売されており、本体に装着するカバー + 取り外し可能なレンズ(望遠・広角)を組み合わせることでより強力なカメラになるだけに、温度上昇によるカメラの強制終了が発生しやすいのは困りもの。
■Galaxy S7 edgeの純正レンズカバー
※写真は広角レンズを装着した状態
Galaxy S7 edgeのレンズカバーはEXPANSYSなどの通販サイトでも販売されており、販売価格は約12,000円