ASUS、国内向けにZenFone 3シリーズ正式発表、auVoLTE・CA・DSDS対応で税別39,800円、最上位モデルは89,800円

ASUSは、9月28日(火)14:00よりZenvolutionを開催。国内向けにノートパソコンの「ZenBook 3」および、スマートフォンの「ZenFone 3」シリーズを発表。ここではZenFone 3シリーズと関連製品(アクセサリなど)をご紹介。

■ASUS:国内向けにZenFone 3などを発表
ASUS:国内向けにZenFone 3などを発表

販売価格:ZenFone 3が税別39,800円、ZenFone 3 Deluxeが55,800円と89,800円

Zenvolutionにて発表されたZenFone 3シリーズは、ZenFone 3(5.2インチモデル)、ZenFone 3 Deluxe(5.5インチモデル)、ZenFone 3 Deluxe(5.7インチモデル)の3機種。発表された3機種の価格は以下。

■ZenFone 3シリーズ:日本向けラインナップ
ZenFone 3 (ZE520KL):39,800円 – 10月7日発売予定
ZenFone 3 Deluxe (ZS550KL):55,800円 – 10月下旬以降発売予定
ZenFone 3 Deluxe (ZS570KL):89,800円 – 10月下旬以降発売予定
※価格は税別

国内発表されたZenFone 3シリーズは、最も安いZenFone 3 (ZE520KL)が39,800円、ZenFone 3 Deluxe (ZS550KL)が55,800円で、最上位モデルのZenFone 3 Deluxe (ZS570KL)は89,800円。最上位モデルがその他機種と比べてかなり価格設定が高くなっているのも一つの特長と言える。

■ZenFone 3 Deluxe (ZS570KL)は税別89,800円
ZenFone 3 Deluxe (ZS570KL)は税別89,800円

最上位モデルのZenFone 3 Deluxe (ZS570KL)は、CPUにSnapDragon 821を採用・RAMが6GB・ストレージが256GBとなっており、スペック的には非常にハイスペックなモデルと言える。ただし、価格的にはiPhone 7の128GBモデル(83,800円)と256GBモデル(94,800円)の間になることを考えると「とにかくスペック重視」あるいは「ASUSのハイエンドモデルが好き」というユーザ以外には手が出にくく、あくまでも最上位モデルは「見せ球」的な位置づけとも言える。

と言うのも、ZenFone 3 Deluxeの上位モデルはZenFone 3シリーズのポイントであるauVoLTEに非対応となっており、今後の対応予定についても「未定」という渋い回答(ASUSスタッフ)だったため、あくまで「より上位モデルはこんなにスペックが高い」ということをアピールする役割も大きいように思う。

auVoLTE対応&DSDSでマルチキャリアでより使い易く

ZenFone 3シリーズは、auのVoLTEサービスに対応。3G網を使った音声通話と比べて、高品質な音声通話が利用可能となるほか、4G LTEデータ通信を行いながら音声通話が利用可能となる。

■auのVoLTE対応
auVoLTEをサポート
※ただし、前述の通りZenFone 3 Deluxeの最上位モデルはauVoLTE非対応

ASUSのauVoLTE対応はZenFone Goに続くもので、ZenFoneシリーズとして初ではないけれど、ZenFone 3シリーズではDSDS(Dual SIM Dual Standby)に対応するため、片方のSIMスロットをauの4G LTE(VoLTE)対応SIMカードで使い、もう片方のSIMスロットでドコモ(およびそのMVNO)のSIMカードで使うなどの使い方が実用的になる。

また、MNOとそのMVNOを組み合わせての利用もDSDSによって実用的になる。例えば、片方のSIMスロットにMNOの音声通話定額SIMカードを、もう片方のSIMスロットにはMVNOのデータ通信専用SIMカードを利用することで、データ通信にはMVNOのSIMカードで4G LTEデータ通信を利用しながら、別のSIMカードで音声通話の着信を待受することが可能となる。
※従来のDSDS対応端末では「両方のSIMスロットが3G以上の同時待受に非対応」となっていたため、2Gサービスが提供されていない日本での実用性がイマイチだった。

両方のSIMカードで同時に3G以上の待受が可能となる機種の国内向け第一弾はMOTOROLAが発売しているMoto G4 Plusで、次いでZTEよりBLADE V7 MAXが発売されているため、ZenFone 3は国内向けに発売される機種で3G以上のDSDSをサポートする「第三弾」機種となる。

ZenFone 3シリーズは、2016年5月末に発表済みであり、その時点で3GのDSDSをサポートすることが明らかになっていたため、ASUSのZenFone 3シリーズが国内向けに投入される最初のDSDS対応機(3G以上の)になる可能性が高かったけれど、発売タイミングが遅くなったことによって、国内初のDSDS対応機種では無くなってしまった点は少々インパクトに欠ける。

ZenFone 3 Ultraも国内販売予定

Zenvolutionのプレゼンテーションでは、今回の発表に含まれなかったZenFone 3 Ultra・ZenPad 3・ZenWatch 3の3製品を今後投入予定であることが明らかにされており、今後もASUSのZenFone 3シリーズならびに関連製品の投入が期待できる。

特に、ZenFone 3 Ultraに関しては国内向けに発売される同クラスのスマートフォンが少ないため、Xperia Z Ultraの後継機種として期待をしているユーザも多いように思うので、今後の正式発表に期待したいところ。