WILLER ALLIANCEなどが運行する大崎駅西口 ↔ 成田空港を結ぶ格安バス「成田シャトル」に乗車してみた。成田シャトルは2016年10月31日より運行されている。
■大崎駅 北改札口から西口方面へ
■大崎駅西口からバスターミナルへ移動
大崎駅西口のバスターミナルからバスにのるのは今回が初めてだったけれど、大崎駅西口から徒歩30秒ぐらい(改札からは3分ぐらい)の距離にあるので迷わずに到着することができた。ただし、駅を出てからバスターミナルまでの間は屋根の無い屋外を歩くことになるので、雨の日の移動は注意。
■大崎駅西口バスターミナル
大崎駅西口バスターミナルには屋根が設置されているものの、半屋外となっているため冬の早朝・深夜などは体感気温が低く感じる。
■成田シャトルの告知
■大崎駅西口バスターミナル:バス発着案内
成田シャトルの運賃は片道1,200円。これがオンラインにて事前予約をすると片道1,000円で予約可能。また「WEB回数券」は4枚綴りの回数券が2,000円にて販売されているため、1回あたり片道500円となる。
※なお、WEB回数券は2016年12月30日(金)時点で完売。
「成田シャトル」のWEB回数券の購入ページは以下にて。
成田シャトル WEB回数券購入ページ
今回乗車したのは早朝06:45に大崎駅西口を出発するバス。正直に言えば、それほど人が多く利用するとは思っていなかったけれど、予想に反して25名前後の乗客が乗車していた。
■車両はWILLER TRAVEL
■バス車内の様子
成田シャトルは予約時点でバスの車内設備(Wi-FiやUSB電源)が確認できるため、今回は車内Wi-FiおよびUSB電源が利用可能なバスを選んで乗車した。
■Wi-FiおよびUSB電源が利用可能
■USB電源:出力は5V / 2A
ロゴなどの情報から探してみたところ、USB電源の製品仕様はこちらで確認できる。
続いて車内で使えるフリーWi-Fiの使い方紹介。フリーWi-FiのSSID名は「WILLER_Free_Wi-Fi」
■SSIDはWILLER_Free_Wi-Fi
Wi-Fiサービスの利用にはメールアドレス登録またはSNSアカウントでのログインが必要になる。これらの操作はWebブラウザから行う必要があり、SSID「WILLER_Free_Wi-Fi」に接続後にWebブラウザを起動してインターネット接続を行う必要がある。
インターネット接続の利用から30分間が経過すると、再度認証手続を行う必要がある点は注意。
■メールアドレス登録またはSNSアカウントでのログインが必要
■メールアドレスまたはSNSアカウントでログイン
SNS認証を完了させる前に、セキュリティに関する注意事項が表示される。成田シャトルにて提供される無料のWi-Fi接続サービスは暗号化が行われていないため、セキュリティが求められる情報のやりとりは行わない方がベター。
■セキュリティに関する注意事項
SNSアカウントでの認証が完了するとインターネット接続が利用可能となる。スピードテストを行ってみたところ、下り / 上り共に必要十分の通信速度が得られた。
■スピードテスト結果
定刻 06:45に大崎駅西口を出発したバスは、07:00頃に目黒から首都高速2号目黒線に乗り、その後 首都高速都心環状線→レインボーブリッジ→首都高速湾岸線→東関東自動車道→成田空港のルートで成田空港へ。
この日の実際の発着時間は以下。
早朝時間帯のためか、第3ターミナルに到着したのは定刻よりも5分ほど早かった。
06:45 大崎駅西口出発
07:57 成田空港 第2ターミナル南 到着
08:02 成田空港 第1ターミナル到着
08:10 成田空港 第3ターミナル到着
※成田空港第3ターミナルで下車したため、以降の到着時間は不明。
東京都心↔成田空港を結ぶ格安バスには、東京駅・銀座駅から成田空港を結ぶ「THEアクセス成田」(ビィー・トランセグループ)と東京駅↔成田空港を結ぶ「東京シャトル」(京成バスグループなど)なども運行されているものの、大崎駅と成田空港を直行で結ぶバスは成田シャトルが初。大崎駅およびその周辺から成田空港へのアクセスには便利。
4枚綴りで2,000円の回数券は期間限定販売となっているので、購入希望の方はお早めに。
成田シャトル WEB回数券購入ページ