「あんしんショップ」でもiPhoneに店舗独自「頭金」、ドコモショップがiPhoneを値上げ

ドコモショップで販売されるiPhoneに、本体代金とは別に「頭金」(=店舗独自に設定される代金)が設定され、頭金が設定されていなかった従前と比べて、本体代金そのものは同一ながらも、頭金が新設された分だけ支払総額が値上がりしていることが確認できた。
※ここで言う「本体代金」はドコモオンラインショップでの販売価格の意味、ドコモショップ等の店頭では頭金を含めて「本体代金」と表記・説明することがある。

■ドコモショップ:iPhoneに「頭金」が設定されて値上がり
ドコモショップでiPhoneに「頭金」が設定
※上記写真では、本体代金とは別に8,640円の頭金支払いが必要に。

頭金の設定はショップによって異なり、1月26日時点で頭金が設定されていないドコモショップや家電量販店もあった。

Androidスマートフォンに関しては、ドコモショップ(などのキャリアショップ)での頭金については、従前より本体代金とは別の頭金が設定された上で販売されることは特に珍しく無かったけれど、iPhoneは全国どこのドコモショップで買っても支払総額は変わらない状況だった。

ドコモショップにて話を聞いてみると、従来はiPhoneの販売価格は店舗毎に差が無かった(=支払価格は同じだった)けれど、2017年1月25日(水)よりAndroidスマートフォンやフィーチャーフォンなどと同様に店舗独自の「頭金」を設定した上で販売しているため、販売店によって販売価格が異なるようになった。とのこと。

ちなみに、iPhoneに頭金(本体代金とは別)が設定されているのは、いわゆる「鳩のマークのあんしんショップ」の例もあり、頭金設定についてはキャリア(この場合はドコモ)からも許諾を得ているものと思われる。
※店舗独自の頭金を設定しているショップが「あんしんショップ」にそぐわないと主張したいわけではない。

iPhoneに対する頭金設定と関連している可能性が考えられるのは、公正取引委員会がドコモ・KDDI・ソフトバンクに対して「販売価格を拘束している」と指摘→ドコモは販売店(ドコモショップなど)による価格設定を自由化する方針であるという報道が2016年9月にされている。
※この報道によると、KDDIおよびソフトバンクは「価格拘束を行っていない」と主張した模様。

産経新聞の報道は以下にて。

スマホ購入者が「頭金」を自由設定 ドコモが支払い方法見直し、販売店裁量で値引きも(1/2ページ) – 産経ニュース

これを受け、ドコモは分割払い総額を販売店の裁量で変えられるように見直し、契約者の希望に応じて頭金を設定したり、販売店が値引きしたりできるようにする。頭金の上限などを現在調整している。

公正取引委員会が指摘した趣旨から考えると、販売店の裁量で自由に価格設定が可能となることで競争が促進され、本体代金が値下がりすることを意図していたように思える。

しかしながら、本体代金とは別の頭金が設定された(=値上がりした)ショップは多数見つけることができたけれど、本体代金の値下げを行っているドコモショップを見つけることはできず、結果的には販売価格の値上がりに繋がっているように思う。

ドコモオンラインショップなら頭金不要、機種変更時手数料も無料

ご紹介の通り、ドコモショップではiPhoneにも頭金が設定されたことで支払総額が値上がり傾向にある。
(長期的に値下がり傾向となる可能性は否定できないけれど)

なおかつ、ショップ店頭での機種変更時は本体代金とは別に機種変更に伴う手数料(税別 2,160円)も発生するため、仮に頭金が8,640円設定されているショップでiPhoneを購入すると、頭金 + 手数料の合計は10,800円(税込)となる。

頭金および機種変更時の手数料は、ドコモオンラインショップにて機種購入をする場合はどちらも無料(FOMA→XiやXi→FOMAの場合は手数料有料)となるので、店頭で特別なキャンペーンなどによる割引が無ければ、基本的にはドコモオンラインショップにて購入する方が割安となる。
→上記例では、頭金 + 手数料の合計金額である10,800円(税込)だけ、ドコモオンラインショップの方が支払総額が割安。

ドコモオンラインショップでの端末購入は、「有料オプションやコンテンツを登録すると割引」というような割引は無いのでシンプル。機種購入は24時間待ち時間不要で行えるため、混雑しがちなショップでの待ち時間を避けたい方にもオススメ。

ドコモオンラインショップは以下にて。