LINEモバイルは、2017年3月14日(火)に都内で記者発表会を開催。
3月15日(水)より全国放送されるTVCMが一足早くお披露目されたほか、LINEモバイルサービスの正式提供開始からこれまで半年間の実績や、2017年夏頃までに通話定額オプションを提供すること、MUSIC+プランの対応サービスが拡大予定であることが新たに発表された。
■LINEモバイル:嘉戸社長がプレゼンテーション
LINEモバイル:提供開始からこれまでの実績
LINEモバイルのサービス開始からこれまでの間に注力したポイントとして「料金プラン」「通信速度」「サポート体制」に注力してきた。
■料金プラン・通信速度・サポート体制に注力してきた
LINEモバイルの料金プランは、コミュニケーションフリープランで2016年11月よりInstagramが通信料無料の対象サービスとして追加されたほか、LINEアプリの「ニュース」タブも通信料無料、新たに提供開始されたMUSIC+プランでは「LINE MUSIC」が通信料無料となるなど、通信料無料となるサービスが徐々に広がっている。
■プラン:カウントフリー対象サービスの拡大
通信速度については「実際に使っているユーザからも好評」として、実際にサービスを利用しているユーザの声が紹介された。
実際にLINEモバイルを使っていると、混雑時間帯(平日お昼)に一時的に速度低下することはあったものの、いまのところは他社MVNOサービスと比べると通信速度の平均値は優秀であるように感じている。
■通信速度:実際に使っているユーザから好評
ユーザサポートについては、有人オペレータ対応の満足度が96%以上とされた。
■サポート:有人オペレータ対応の満足度、96%以上
申込件数の順調な増加、Amazon.co.jpのランキングで2位獲得
料金プラン・通信速度・ユーザサポートに注力した結果、週次の申込完了件数は順調に伸び続けており、Amazon.co.jpの「SIMカード」カテゴリでもランキング第2位(1位はmineo)を記録するなど順調。
■週次の「申込完了件数」の推移
■Amazonの「SIMカード」部門売れ筋ランキングは2位
契約者がLINEモバイルに対して支払する平均月額基本料も伸びており、2016年10月時点では1,290円だった平均月額基本料が1,600円へと成長。これは、LINEモバイルがメイン回線として選ばれており、音声通話対応プランを選択するユーザが増えたことや、よりデータ通信量の大きなプランを選ぶユーザが増えているのが理由。
■平均月額基本料も成長
■音声通話比率の高まり
ユーザ満足度:93%、料金プランの価格・シンプルさが好評
LINEモバイルノ利用者に対して行われた総合満足度の調査では、では「とても満足」が31%、「満足」が48%、「やや満足」が14%となり、「やや満足」以上にポジティブに回答するユーザが93%となった。
■ユーザ総合満足度93%
満足度が高いポイントとしてあげられたのは、料金プランの価格およびシンプルさが最も多く73%、次いで主要SNSの通信料が無料となる「カウントフリー機能」が55%、データ繰り越しが42%となった。
■満足度が高いポイント
MUSIC+の対象サービス拡大、通話定額オプション初夏提供開始
LINEモバイルの今後のサービス拡充予定として、主要SNS(Facebook、Twitterなど)に加えて「LINE MUSIC」がカウントフリーとなる「MUSIC+プラン」の対象サービスが追加されることが発表された。対象となるサービスは明らかにされなかったものの、月額料金は据え置きの予定。
■「MUSIC+プラン」月額料金は据置でカウントフリー対象サービス拡大
音声通話定額オプションは2017年初夏に提供される。通話定額オプションが、専用のアプリケーションを用いて提供されるのか、通常の音声通話アプリを用いるものなのか、また月額料金はいくらなのかなど、詳細は明らかにされておらず、MUSIC+プランの対象サービス追加と共に詳細を待ちたいところ。
■通話定額オプション、初夏提供開始
■3月15日(水)より、ビックカメラ・ヨドバシカメラでのSIM即日渡しを開始
また、ビックカメラやヨドバシカメラなどで可能となるSIMカードの即日受渡や、エントリーパッケージの販売については、今後全国で100店舗規模へ拡大の予定。ただし、こちらも具体的な期限などの詳細については明らかにされることが無かった。
■タッチポイントは全国100箇所以上へ拡大予定
LINEモバイルのサービス紹介・申込は以下にて。