ソフトバンクの販売する、訪日外国人など短期滞在者向けのプリペイドSIMカード「Prepaid SIM for Travel」が、ソフトバンクグランフロント大阪、ソフトバンク表参道などの直営店の店頭に展示、容易に購入可能となっていた。
(以前から「購入可能」とは言われていたものの、実際には在庫が無かったり、スタッフが商品そのものを知らないことが多かったのが改善された模様。)
■ソフトバンク直営店の店頭で「Prepaid SIM for Travel」が展示
いくつかのソフトバンク直営店にて確認してみたところ、販売価格は定価の2,678円(税込)で、特別に割高な価格設定などは行われていなかった。(空港カウンターにあるソフトバンク系のショップでは割高な価格にて販売されることもある。)
■関西国際空港での販売価格は5,500円(税込)
ソフトバンクグランフロント大阪や、ソフトバンク表参道では、店頭に展示こそされていたものの、アクティベーション手続などに関しては自分自身がWebサイトにて行う必要があり、アクティベーション手続を代行してもらうことなどはできないとのこと。
ソフトバンクの販売する「Prepaid SIM for Travel」は、2017年5月末時点で、訪日外国人など短期滞在者向けのプリペイドSIMカードのうち、唯一MNO自身が販売しているプリペイドSIM。(ソフトバンク以外の商品は、MVNO各社の商品。)
MVNOでありがちな「平日お昼時間帯の通信速度低下」が発生する心配が無く、また海外機種ではドコモよりもソフトバンクのネットワークの方が対応周波数が合っている機種もあるので、それらの機種で使う場合にはドコモ系MVNOのプリペイドSIMカードよりもオススメできる。
ソフトバンク直営店のほか、「Prepaid SIM for Travel」は東京、有楽町にあるビックカメラや、羽田空港内にあるAir BICCAMERAなどで販売が行われている。