国際線の搭乗口前で寝過ごすとどうなる?香港空港で「寝過ごし」をやらかした

搭乗予定だった国際線のフライトを「搭乗口前(厳密には近くの搭乗口)で寝ていた」ことによって搭乗し損ねる。という経験をしたので、対応方法などをメモ。

搭乗し損ねたフライトは香港→上海のフライトで、上海の空港の混雑の影響によって出発時間が遅延することが搭乗前の時点で明らかになっており、チェックインの際にも「出発時間が1時間か1時間半ぐらい遅れる。」と言われていた。

■上海空港混雑により遅延
上海空港混雑により遅延

もともと、定刻では出発時刻が22:25で上海着は日付が変わった深夜1時過ぎの予定となっていたので、1時間か2時間ぐらいの遅れであれば、特に問題にならない。と思っていたけれど、フライトが実際に出発したのは翌朝の4時過ぎで、結果的には5時間以上の遅延となった。

■軒並み遅延する上海行き
軒並み遅延する上海行き

フライトを待っている間、Appleの開発者向けイベントである「WWDC 2017」の中継を見ながら搭乗口付近で待機していたけれど、東京→台北→ホーチミン→香港と各地で用事をこなしながら移動した疲れがでたせいか、猛烈な眠気に襲われたのでWWDC 2017を見届けることを諦め、横になって寝ていたところ、次に目覚めたころには搭乗予定の便が「出発済み」となっていた…。

■WWDC 2017を見ながら出発を待っていた…。
WWDC 2017を見ながら出発を待っていた…。

■目が覚めると「ゲートに誰もいない」
目が覚めると「ゲートに誰もいない」

目が覚めた時点では、「あれ?おかしいなぁ。今更ゲート変更にでもなったんだろうか?」と思って、香港空港のWebサイトにて出発便の状況を確認してみると、搭乗予定の便が「出発済み」となっていた。

■搭乗予定便が「出発済み」の表示に
搭乗予定便が「出発済み」の表示に

「空港内の制限エリアで寝過ごして国際線を乗り逃す」という経験は初めてだったので、イミグレーションのスタッフや、空港のインフォメーションのスタッフに確認してみたところ「航空会社の職員と相談する以外に、空港を出る方法は無い」とのこと。

ここで問題なのは、搭乗予定だった吉祥航空は香港出発便が1日に1便のみということもあり、香港空港には吉祥航空のスタッフは常駐しているわけではない。という点。

その点をイミグレーションの職員に説明して聞いてみると、吉祥航空から地上業務を委託されている「SATS」の連絡先電話番号を教えてもらえたので、Skypeを使って該当の番号に電話。

SATSのスタッフに電話し「搭乗予定便に寝過ごして制限エリアにいて、香港空港から出たいが、カウンターにスタッフが居なくて出られない。どうしたらいいか?」と聞いてみたところ、職員と合流すれば空港から出られる。(職員と合流する以外に制限エリアから出る方法は無い。)とのことなので、待機している場所を連絡してSATSのスタッフを待つことに。(実際には、この後なかなか落ち合うことができず、再度電話で連絡するなど手間がかかった。)

■SATSのカウンター:スタッフが不在だった
SATSのカウンター:スタッフが不在だった

SATSのスタッフと合流して「可能であれば空港を出て市内に出たい。香港を出発するチケットは改めて予約する。」という旨を伝えると、SATSのスタッフが同行の上イミグレーションに連れて行かれた。イミグレーションのスタッフに、再度同様の説明をすると、出国に必要な手続を行ってもらえ、やっと空港外に出られることに。

文章に起こすとあまり大変では無いように思えるけれど、一連のプロセスの中で一番大変だったのは「航空会社の職員を捕まえること」で、出発予定便を逃してから空港職員と合流するまでに6時間以上の時間が必要だった。

この理由は、当初は「午前7時頃にはカウンターがオープンする」と説明されたものの、実際には10時を過ぎてもカウンターがオープンする事は無く、こちらからSATSに電話するまで、航空会社(の代理人)のスタッフに連絡が取れなかったこと。
※ただ、冷静になって考えれば同じようにSATSに業務委託している航空会社のフライトの搭乗口にいる(と思われる)SATSのスタッフを捕まえるのが手っ取り早かったように思う。

■香港空港の地上業務をSATSに委託している航空会社
香港空港の地上業務をSATSに委託している航空会社

そんなわけで、航空会社の職員を見つけるまでに非常に長い時間を要してしまったけれど、基本的には「航空会社の職員を見つけて、別のフライトにその場で変更してそのまま出発するか、チケットを取り直しして空港を出るか」を説明することになる模様。
※ただし、これは日本パスポートでビザ無し訪問が可能となっている香港空港のルールで、入国時点で出国用の航空券の提示などを求める国もあるかも。

なお、「本来の出発予定便を乗り逃したまま、制限エリア内に入った状態で、Webチェックインにてチェックイン手続が行えるチケットを購入した場合、そのまま買い直ししたフライトに乗れるのか?」(預入荷物は無い前提)は未確認なので不明。

■空港から街中に出るバスに乗れるのがこんなに嬉しかったことは過去に例が無い
空港から街中に出るバスに乗れるのがこんなに嬉しかったことは過去に例が無い

ちなみに、買い直ししたチケットはSkyscannerで航空券価格を検索して購入。香港→上海の航空券は1.5万円ぐらいで、寝過ごして搭乗出来なかった分の航空券の空港使用料および出国税などなどは後日返金された。(返金のリクエストは行う必要があった。)

■空港使用料および出国税などなどは後日返金された

スカイスキャナーのWebサイトは以下にて。
航空券徹底比較『スカイスキャナー』

コメント

  1. バロン より:

    こんにちは。いつも楽しく拝見しております。
    今回は大きなトラブルだったようですが無事でよかったです。
    しまじろうさんは海外旅行やノマドの際にどんなバックパックや荷物で旅行されていますか?
    自分もノマドに興味があるので気になります!
    いつか記事にしていただけるとうれしいです。

    • shimajiro より:

      こんにちは。最近は、いわゆるキャリーケースを使う機会は(それ自体がけっこうな重さになってしまうので)あまり多く無く、ボストンバッグを肩掛けして使うことが多いです。
      実際に使っているボストンバッグは無印良品のものです。モノスゴク使いやすいとか、優れているということも無いと思いますが、このバッグに入る以上の容量のモノは持ち運べないという割り切りで使っています。

      ショルダーベルト付キャリーオンボストン・大 ネイビー
      https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738465492?searchno=2