楽天モバイルは、時間制限のない音声通話定額サービス「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」を2018年2月末で終了することを発表。5分かけ放題の「楽天でんわ5分かけ放題 by 楽天モバイル」は継続提供される。
「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」は2018年2月28日(水)23:59をもちまして、サービスを終了させていただくことになりました。
「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」を利用中の場合、3月以降は自動的に30秒あたり10円の従量課金となるため、音声通話定額サービスを活用中の方はご注意を。
なお、2018年1月31日(水)時点で「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」を契約中の利用者に対しては、MNP転出に係る転出手数料および、契約解除料が2018年12月31日まで無料となる。
MNOの通話定額+DSDS機を組み合わせも
楽天の通話定額サービスが終了するとは言え、同様の音声通話定額サービスを提供しているMVNOは無い。
このため、音声通話定額サービスを利用しつつ、MVNO回線を使ってデータ料金を節約する方法としてはMNOの音声通話定額と、MVNOのデータ回線を別々に契約した上で、デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)対応機種で使う方法が考えられる。
デュアルSIMで両方のSIMスロットで3Gの待受に対応するSIMフリースマートフォンは、2016年後半から増え続けており、2017年に発売されたSIMフリースマートフォンでは標準的な機能の一つとなっている。
※とは言え、エントリークラスのモデルでは3GのDSDSに非対応となる機種もあるので個別に確認は必要。
ドコモの「カケホーダイプラン」では、二年契約時の月額料金が2,700円で国内通話が時間制限無く使い放題となる。
■ドコモ:基本プランの月額料金
これに加えて、MVNOのSIMカードをデータ通信専用SIMカードとして使う場合、そのMVNOの月額料金に応じた料金が発生する。
MVNOの料金プランは各社多様なプランが提供されているので一概には言えないけれど、概ね3GBが月額1,000円以下が相場。
ケイ・オプティコムの提供する「mineo」では、3GBのデータプランが月額900円で提供されており、MNOの提供するプランと比べて割安。
■mineo:料金プラン(ドコモプラン)
DSDS対応端末で、MNOの音声通話定額+MVNOのデータ通信SIMの組み合わせで使う場合、片方のSIMスロットで音声通話を行っている最中に、別のSIMスロットを使ったデータ通信を行うことはできない点には注意が必要。
→片方のSIMで音声通話をしている最中に、別のSIMカードでデータ通信を利用するためにはDSDA対応機種を使う必要があるものの、現時点では選択肢が限られる(国内向け機種で知っている限り、Mate 10 Proのみが対応)
AmazonでのMate 10 Pro販売ページは以下にて。