ソフトバンクは、ワイモバイル向けのモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 701UC」を2018年4月24日に発売する。
同機種向けの新料金プラン「Pocket WiFi 海外データ定額」では、三年契約時の月額料金が3,980円(税別)で、国内データ通信量が月間7GB。
さらに、海外100以上の国・エリアのデータ通信が1日90円。データ通信量は国内分とは別に海外利用分として毎月7GB分が付与される。
→キャンペーンとして、1日90円の海外通信料は2018年6月末まで無料。
ソフトバンクのプレスリリースは以下にて。
ソフトバンク株式会社および株式会社ウィルコム沖縄は、“ワイモバイル”のモバイルWi-Fiルーター向けの新料金プランとして、1日90円※1の追加料金で海外でもデータ通信を定額で利用できる「Pocket WiFi 海外データ定額」の提供を、2018年4月24日に開始します。提供開始に合わせて、「Pocket WiFi 海外データ定額」の専用機種として、モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 701UC」(uCloudlink製)を同日に発売します。
Pocket WiFi 701UC概要
通信速度:下り最大72Mbps / 上り最大37.5Mbps
大きさ:約65×126.5×19mm
重さ:約240g
ディスプレー:約4.0インチ (480×800)
バッテリー容量:5,350mAh
連続通信時間:約18時間
連続待受時間:約1,070時間
Wi-Fi:IEEE 802.11b/g/n (2.4GHz)
最大接続数:5台
発売日:2018年4月24日
新料金プラン「Pocket WiFi 海外データ定額」
月額料金:3,980円(定期契約なしは5,980円)
海外利用料:90円/日 (6月末までキャンペーンで無料)
国内データ通信量:7GB/月
海外データ通信量:7GB/月
提供日:2018年4月24日
海外でのデータ通信は、ローミングと異なり現地ネットワークを利用するため、現地政府または通信事業者のポリシーなどで閲覧できないサービス・サイトにはアクセスできない可能性がある点は注意。
具体的には、中国大陸で利用時にはLINE/Twitter/Google/Facebookなどの各種サービスにアクセスできない可能性がある。(ベースモデルとなるGlocalMe G3ではアクセスできなかった。)
関連エントリ:セカイルーターは中国で「壁越え」できるのか?GlocalMe・Skyroam・PokeFiを中国で使う
「Pocket WiFi 701UC」はワイモバイルの取扱い店にて、2018年4月24日より発売される。ワイモバイルオンラインストアは以下にて。
uCloudlink「GlocalMe G3」がベース
「Pocket WiFi 701UC」は、uCloudlinkが販売する「GlocalMe G3」がベースモデル。
「GlocalMe G3」では、内蔵されたVSIMによるデータ通信の他に、内蔵するnanoSIMスロットにSIMカードを挿して、通常のSIMフリーモバイルWi-Fiルータとして使うこともできる。
■クラウドSIM(VSIM)と物理SIMを切り替えできる(GlocalMe G3)
※ただし、「Pocket WiFi 701UC」でも同様にSIMスロットを使った通信が可能かは不明。
「GlocalMe G3」では、世界各地で使えるデータパッケージを購入して使うことができる。
「GlocalMe G3」向けのデータパッケージはプリペイドSIMカードを購入するのと比べて、有効期間が長かったり、周辺の国・エリアでも使える周遊向けパッケージが用意されており、パッケージに合う使い方ができる場合は、プリペイドSIMカードを購入するよりもコストパフォーマンスが高くなるケースもある。
※Y!mobileが提供するサービスは単純に「海外データ通信料が1日90円」というサービス。
■「GlocalMe G3」で購入できるパッケージの例
Amazonでの「GlocalMe G3」販売ページは以下にて。