ドコモ・バイクシェアの台東区参入は厳しそう

スポンサーリンク
本Blogのエントリには、アフィリエイト広告が含まれています。

2023.10.2 追記
その後、2023年10月4日よりドコモ・バイクシェアが台東区でもサービスを展開する。

ドコモ・バイクシェアが台東区参入、都内合計16区で相互利用可能に
ドコモ・バイクシェアは、台東区の自転車シェアリング事業の運営事業者として、2023年10月4日(水)より台東区内でシェアサイクルを提供する。 サービス開始時点で、台東区内のポートは10カ所、自転車台数は200台。 お知らせ | バイクシェアサービス(東京広域) ...

台東区にて、ソフトバンク系シェアサイクル「HELLO CYCLING」がスタート

台東区では「台東区タウンサイクル事業実証実験」実施にあたり、同区内にてシ自転車シェアリングサービスを提供する事業者を3社募集。その1社目として、OpenStreetの「HELLO CYCLING」が同区内でスタートした。

実証実験に参加できる事業者は「残り2枠」残っているものの、都内9区(千代田区・中央区・江東区・港区・新宿区・文京区・渋谷区・品川区・大田区)および練馬区で提供されている「ドコモ・バイクシェア」については、同区内でのサービス提供が厳しそう。

と言うのも、「台東区タウンサイクル事業」の参加条件には「サイクルポートにラック数以上の自転車が返却できないようなシステムとすること」という条件の記載があり、設置されたラック数よりも多くの自転車が返却できる仕様のドコモ・バイクシェアのサービスは、参加条件の面で折り合いが付かない可能性があるため。

「台東区タウンサイクル事業」の募集要項(PDF)は以下。

「台東区タウンサイクル事業」実証実験 協力事業者募集要項(PDF)

(2)参加条件
実証実験の参加申込行う時点で、以下の条件を満たしていること。

サイクルポート(自転車置場)には、ラック以上の自転車が返却できないようなシステムとすること

ドコモ・バイクシェアのサービスは、指定のポートに自転車を返却すれば、物理的なラックの数以上の自転車を返却することができる(HELLO CYCLINGはできない)ので、台東区が設定する参加条件をクリアするためには、この仕様を(少なくとも台東区内では)変更する必要がある。

■ラックの数以上に返却される「ドコモ・バイクシェア」ポート
ラックの数以上に返却される「ドコモ・バイクシェア」ポート

ラックの数以上に返却される「ドコモ・バイクシェア」ポート