ドコモの家族向けパケットパック「シェアパック」の料金プランで、固定回線のセット割引である「光セット割」、dポイントクラブのステージに応じた還元が適用される「ずっとドコモ割プラス」、月額料金の最大10%(1,000円ごとに100pt)が還元される「dカード GOLD」、合計3種類の割引・還元が最大限適用された場合の料金を計算してみたところ、「シェアパック50」が思っていたよりも割安だったので「シェアパック10」から変更してみた。
ドコモ:シェアパックと各種割引後の料金
シェアパック | 月額料金 | 光セット割 | ドコモ割プラス | dカード GOLD |
割引後 料金(実質) |
---|---|---|---|---|---|
シェアパック100 | 25,000円 | ▲3,500円 | ▲3,000pt | ▲2,100pt | 16,400円 |
シェアパック50 | 16,000円 | ▲2,900円 | ▲2,160pt | ▲1,300pt | 9,640円 |
シェアパック30 | 13,500円 | ▲2,500円 | ▲1,440pt | ▲1,100pt | 8,460円 |
シェアパック15 | 12,500円 | ▲1,800円 | ▲1,440pt | ▲1,000pt | 8,260円 |
シェアパック10 | 9,500円 | ▲1,200円 | ▲1,200pt | ▲800pt | 6,300円 |
シェアパック5 | 6,500円 | ▲800円 | ▲960pt | ▲500pt | 4,240円 |
※各種料金、割引額は税別
※ずっとドコモ割プラス「プラチナステージ」でdポイント還元を選択した際の還元を記載
※シェアパック5 / 10 / 15は新規受付が終了している
※レイアウトの都合上、パケットパックの名称は簡略化
ドコモ光セット割:2018年2月から割引が増額
固定回線に「ドコモ光」を契約することで、携帯回線の各種パケットパックが割引される「ドコモ光セット割」は、2018年2月から割引額が増額(関連エントリ)されている。
■「ドコモ光セット割」2018年2月1日以降の割引内容
「ドコモ光セット割」の割引額増額によって、シェアパック15(新規受付終了)→ウルトラシェアパック30への容量アップが月額+300円で可能になるなど、従来と比べて大容量のシェアパックが割安に利用できるようになった。
「ドコモ光セット割」の割引は、ドコモ光および携帯回線の契約期間に関わらず一律の割引が適用される。また、従来はマンションタイプと戸建てで割引額が異なったものの、2018年2月以降は割引額が統一され、わかりやすくなった。
「ずっとドコモ割プラス」:2018年5月提供開始、ポイント還元もスタート
ドコモ回線の契約期間に応じて割引が適用される「ずっとドコモ割」は、2018年5月より「ずっとドコモ割プラス」に名称を変更してリニューアル。
リニューアルに伴い、月額料金からの割引だけでなく、dポイント(期間・用途限定)での還元が選べるようになった。
dポイントでの還元は、税別ベースの月額料金の1.2倍のポイントが還元される。例えば、最上位ステージの「プラチナステージ」の場合、月額料金割引は2,500円(税別)、ポイント還元は3,000ポイント/月になる。
■「ずっとドコモ割プラス」
掲載元:ずっとドコモ割プラスで1.2倍おトクにためる|d POINT CLUB
■「ずっとドコモ割プラス」ポイント還元
「ずっとドコモ割プラス」による還元は、dポイントクラブのステージによって異なり、上位ステージの方が還元が大きくなる。また、当然ながらシェアパックの容量が大きいほど、還元額も大きくなる。
「ずっとドコモ割」対象となる料金コースは「ずっとドコモ割コース」(二年更新/解約金9,500円)で、同コースを申込すると「ずっとドコモ割プラス」の割引と、二年間の定期契約更新後に3,000ポイントがもらえる「更新ありがとうポイント」が受取できる。対象となる料金プランは、いわゆる新料金プラン(カケホーダイ/シンプルプランなど)
通常、ずっとドコモ割プラスによる還元は、パケットパックの料金割引で還元される。還元方法をdポイント還元に変更するには、ドコモショップやドコモインフォメーションセンター(151)での手続のほか、オンラインでも手続が行える。
オンラインでの変更手続は以下にて。
■ずっとドコモ割プラス(dポイント進呈)選択オプション
dカード GOLD:月額料金の最大10%をポイント還元
このほか、ドコモのクレジットカード「dカード GOLD」(年会費10,800円・初年度無料)を申込すると、ドコモの携帯電話料金の最大10%(1,000円ごとに100pt)がポイント還元されるので、家族でドコモを使っている場合や、シェアパックの容量が大きい場合、固定回線にドコモ光 + ドコモの携帯電話を契約している場合には契約しておくことをオススメ。
ドコモ光およびドコモの携帯電話料金の最大10%がポイント還元される他にも、携帯電話を故障・紛失した際に、買い換えする費用を最大10万円まで補償する「dカードケータイ補償」などの特典がある。同補償サービスは、dカード GOLDの本会員だけでなく、家族会員も対象となるので、家族でドコモを契約している場合はこれらの特典もお見逃し無く。
「dカード GOLD」の特典である「最大10%ポイント還元」は、ドコモの携帯電話の契約年数や、dポイントクラブのステージに関係なく一律で適用されるため、ドコモの契約期間が短いユーザーでも手厚い特典が適用される。
dカード GOLDの申込は以下より。
まとめ:割引をフル活用すると意外に大容量パックが割安
そんなわけで、「ドコモ光セット割」「ずっとドコモ割プラス」「dカード GOLD」の3つの割引・還元をまとめて考えると、シェアパックで容量の大きなプランを契約しても、かなり割引が適用されるので、これまで契約していたシェアパック10をウルトラパック50に変更してみた。
通常料金をベースに考えると、6,500円/月のコストアップになるシェアパックの変更だけど、もろもろの割引・還元を含めて考えると、差額は3,340/月まで縮まる。利用できる通信量が10GB→50GBに増えたことを考えれば、さほど割高ではないように思う。
※ただし、前提条件が「ドコモ光セット割」「ずっとドコモ割プラス(プラチナステージ)」「dカード GOLD」と、やや厳しめなのは悩ましいところ。