川崎市は、登戸・向ヶ丘遊園駅周辺エリアおよび、殿町・大師河原エリアで「川崎市シェアサイクル実証実験」を2019年3月18日(月)より開始する。
実証実験はOpenStreetが事業者となり、シェアバイクサービス「HELLO CYCLING」が提供される。2019年2月から実施されている「多摩川シェアサイクル社会実験」および、エリアをまたいだサイクルポートと相互利用に対応する。
川崎市のお知らせは以下にて。
本市では、地域の活性化や放置自転車の抑制などの行政課題を解決するため、3月18日から、登戸・向ヶ丘遊園駅周辺エリア及び殿町・大師河原エリアにおいて、「川崎市シェアサイクル実証実験」を開始します。
川崎市シェアサイクル
■実施期間
2019年3月18日 – 2021年3月31日(約2年間)
■実施場所
(1)登戸・向ヶ丘遊園駅周辺エリア(登戸駅を中心とする半径1.5km)
(2)殿町・大師河原エリア(小島新田駅を中心とするおおむね半径1km)
■事業者
OpenStreet
■サイクルポート設置場所および自転車導入台数
(1)登戸・向ヶ丘遊園駅周辺エリア
サイクルポート14カ所、自転車台数150台
(2)殿町・大師河原エリア
サイクルポート10カ所、自転車導入台数150台
■利用料金
15分ごとに60円(24時間最大1,000円)
HELLO CYCLINGは、東京都心部ではステーション(ポート)が少ないものの、さいたま市内のコンビニエンスストアに多数のステーションを設置するなど、ステーション数は全国で約1,600カ所(2019年3月15日時点)で、ステーションの数だけで言えばドコモ・バイクシェア系のサービスよりも数は多い。
HELLO CYCLINGのサービス紹介は以下にて。
HELLO CYCLING -どこでも借りられて好きな場所で返せる自転車シェア
なお、ドコモ・バイクシェアも2018年12月より「川崎バイクシェア」を提供している。ただし、川崎バイクシェアは隣接する東京都大田区および横浜市にてドコモ・バイクシェアが提供するサービスとは連携しない。