東北楽天ゴールデンイーグルス（以下、楽天イーグルス）は、本拠地の楽天生命パーク宮城を2019年シーズンから完全キャッシュレス化。
グッズやチケット代金の支払い、球場内での飲食物などの金銭のやりとりで完全に現金を廃止し、球場内での支払いには「楽天ペイ」「楽天Edy」「楽天ポイント」のほか、各種クレジットカードによる支払いが必須になっている。
■「現金使えません」をアピールするスタッフ
楽天生命パーク宮城が完全キャッシュレスに移行したことを知らなくても、現地には多数のスタッフが「現金使えません」を告知しているほか、グッズや飲食物などの売店のレジでも告知されており、キャッシュレス化への移行を見落とす心配は無い。
■グッズ売場でも「現金使えません」
楽天生命パーク宮城で利用できる支払い方法は、
・楽天ペイ
・楽天Edy
・楽天ポイント
・各種クレジットカード
■支払いは楽天ペイ、楽天Edy、楽天ポイントやカードで
楽天生命パーク宮城が完全キャッシュレス化することは知りつつも、もともと楽天ペイ、楽天Edy、楽天ポイントカードをリアル店舗では一切使っていなかったので、その状態で球場に行ってみたらどうなるか？を確かめるために、特に事前調査をせずに球場へ。
実は、スマートフォンで「楽天ペイ」の設定をしようと前日夜に試みたものの、設定するカードのセキュリティコードを何回か間違えたところ、設定時にエラーコード「DC0005」が表示されて楽天ペイの初期設定が正常に完了しなかった。
楽天ペイは以下にて。
楽天ペイ: 楽天ペイ – 街もネットも簡単お支払い!期間限定ポイント使える！/
「多分無理だろうなぁ…」と思いつつ、球場内のスタッフに対応方法を質問すると、該当のエラーが表示された場合は球場内では対応ができず、楽天ペイのカスタマーサポートに電話して解決を待つほかなく、場合によっては数日程度時間がかかるとのことで楽天ペイによる支払いは断念。
球場内には、こういった支払い関連のトラブルをサポートする「楽天キャッシュレスデスク」が多数設置されており、楽天ペイや楽天Edyの支払いに関するトラブルの解決をサポートしてくれる。今回は球場では解決することができないトラブルだったのは残念なところ。
■キャッシュレス関連のヘルプデスク「楽天キャッシュレスデスク」
球場内での支払いに楽天ペイを使おうとしたのは、楽天Edyやクレジットカードでの支払いに比べて、グッズ購入で10%ポイント還元のほか、ビールやソフトドリンクなどが100円/杯割引などなど、他の支払い方法と比べて優遇されているため。（これらのキャンペーンがいつまで続くのかは不明）
■楽天ペイは他の決済方法よりも優遇される
球場での支払いにクレジットカードを毎回出すのは面倒だなぁ…と思っていたところ、完全キャッシュレスの導入に伴い、4月3日（水）、4月4日（木）限定で、当日の観戦チケットを持っている方が1,000円以上のチャージをすると、限定のEdyカードがプレゼントされるキャンペーンが開催されていたので、Edyカードを入手。
■限定のEdyカードを配布
プリペイド式のEdyカードによる支払いは、残高不足が気になるところ。その点についても、球場内に居る多数のスタッフがEdyの残高をチェックできる簡易リーダーを携帯しており、Edy残高をすぐに確認することができた。
■Edy残高の確認もok
このほか、Edyにチャージするためのチャージャー（最近都内で見かけることが減ったような…）も多数設置されていた。
■Edyチャージャーも設置
完全キャッシュレス化が導入されてから2日目に球場を訪れたけれど、事前にしっかりと告知がされていたためか、キャッシュレス化をサポートするスタッフを多数導入したためか、もともと楽天ペイや楽天Edyによる支払いが浸透していたためか、現場では「なんで現金使えないの？」というような文句を言う観客や、現金が使えないことでとても困った様子の観客を見かけることはなく、目にした範囲では大きな混乱は無かった。
■ビールなど飲食物の売り子さんも「現金は使えません」アピール
■楽天ペイでの支払い
ちなみに、この日の試合はゼローズ・ウィーラーの逆転ホームランで3-2で楽天イーグルスの勝利。
■逆転本塁打で開幕二連勝
楽天ゴールデンイーグルスの公式Webサイトは以下にて。
東北楽天ゴールデンイーグルス オフィシャルサイト