ドコモが2019年6月1日から提供開始する「スマホおかえしプログラム」を解説。
「スマホおかえしプログラム」は以下にて。
スマホおかえしプログラム | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
適用条件:対象機種を36分割で購入する
同プログラムは、ハイエンド端末を36分割支払で購入あと、24カ月目の支払を完了した時点で端末を返却(下取り)すると、端末代金の残債が免除されるプログラム。
プログラムの適用条件は、対象のハイエンドスマートフォンを36分割支払で購入するだけ。実際に端末を返却するかどうかは任意で、端末を返却しない場合は残債免除が受けられなくなるものの、その場合でも特別なペナルティは発生しない。
ドコモが提供する「ギガホ」「ギガライト」に申込をしなくてもプログラムが適用できるほか、既に発売済みの機種も対象機種に含まれる。対象機種は以下の通り。
■対象機種(iPhone)
iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR/iPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plus
■対象機種(ドコモ スマートフォン)
Xperia 1 SO-03L/Galaxy S10 SC-03L/Galaxy S10+ SC-04L/Galaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05L/AQUOS R3 SH-04L/HUAWEI P30 Pro HW-02L/Xperia XZ3 SO-01L/Galaxy Note9 SC-01L/Xperia XZ2 SO-03K/Xperia XZ2 Premium SO-04K/Xperia XZ2 Compact SO-05K/Galaxy S9 SC-02K/Galaxy S9+ SC-03K/HUAWEI P20 Pro HW-01K/AQUOS R2 SH-03K/arrows NX F-01K/V30+ L-01K/JOJO L-02K/Xperia XZ1 SO-01K/Xperia XZ1 Compact SO-02K/Galaxy Note8 SC-01K/M Z-01K
■Google Pixel
Google Pixel 3/Google Pixel 3XL
「スマホおかえしプログラム」に申込するプランに縛りは無く、旧プランになる「カケホーダイ&パケあえる」および新プランの「ギガホ/ギガライト」のどちらでもプログラムに加入できる。
■新プラン「ギガホ/ギガライト」以外も申込ok
「おかえし」や機種変更は必須ではない
「スマホおかえしプログラム」は、その名称からするとスマートフォンの返却が必須となるようにも思えるけれど、端末購入後に端末を返却しない選択もok。この場合でも特にペナルティは設定されない。ただし、端末を返却しない場合は残債免除の特典は無い。
よって、端末返却が可能なタイミングで、ドコモに端末を返却するも良し、中古端末の買取屋の買取金額が高ければ、そちらに買取してもらうも良し。「スマホおかえしプログラム」は、有利に旧端末を処分する選択肢が増えるようなイメージ。
加えて、新しい機種への機種変更タイミング以外でも、プログラム申込から24カ月が経過していれば、好きなタイミングでおかえし(下取り)できる。
→ただし、プログラムの特典は「最大12カ月分の残債が免除される」なので、免除される残債の額は24カ月目以降徐々に減額されていることには注意。
dポイントを使って端末購入時は注意
スマホおかえしプログラムに申込する際に注意が必要なのは、端末の購入時にdポイントを充当する場合。
この場合、端末代からdポイントでの支払を差し引きした金額を割賦支払するものの、ポイントで支払した金額分については免除対象外となるため、スマホおかえしプログラムでの免除を前提に考えると、端末代金の支払にdポイントを充当しない方が有利になる。
ケータイ Watchによる解説は以下。
ドコモが最大12回分の割賦を免除する「スマホおかえしプログラム」 – ケータイ Watch
「スマホおかえしプログラム」では、24回分支払えば、25回目以降の12回分の残債が免除されることになる。もしポイントを使っていなければ、3000円×12回、すなわち3万6000円相当が免除される。しかし5万4000円相当のポイントを使っていれば免除回数は同じ12回でも、免除額は1万8000円相当だ。
おそらく、この仕様はドコモが「dポイントで支払した分については免除対象外にしない」意図によるものではないと思われるので、そう遠くないタイミングで何らかのシステム修正が行われるものと予想される。(そう期待したいところ。)
ドコモの公式オンラインストア「ドコモオンラインショップ」は以下にて。