ドコモ・バイクシェアが提供する「大阪バイクシェア」が2018年5月23日のサービス開始から1周年。
■大阪バイクシェア
サービス開始時点では、相互乗り入れする「HUBChari」を含めてポート数が大阪市内を中心に22箇所だったところ、2019年5月23日時点では135箇所へと急増している。
ドコモ・バイクシェア系のサービスで、単独サービスとしては直近1年間でのポート数の増加は大阪バイクシェアが最多。
※区を跨いでレンタル・返却できる東京都内10区を「1つのサービス」として捉えると、おそらく東京都10区が最多になる。
■大阪バイクシェア:ポートが急増
新たな取り組みとして、ドコモ・バイクシェアが提供する他エリアのアカウント情報を使って、他エリアで自転車をレンタルできるようにする「ID連携」が2019年2月より開始、ID連携は4月上旬から東京・川崎が加わりID連携を本格化した。
ID連携によって、普段は東京エリアでドコモ・バイクシェアのシェアバイクを使うユーザーが、新たに会員情報を登録し直すことなく、大阪(やその他エリア)でシェアバイクを利用できるようになった。(交通系ICカードの全国対応のイメージ)
※東京エリアで月額会員登録をしている場合でも、大阪エリアでは1回会員としての料金が適用される。
■ドコモ・バイクシェアがID連携に対応
ドコモ・バイクシェア系おサービスでID(アカウント)連携に対応するエリアは全国8都市で、ポート数は全サービス合計で1,000ヶ所以上。
ドコモ・バイクシェアのID(アカウント)連携対応エリア
2019年2月28日からID(アカウント)連携対応 | |||
エリア | サービス名 | ポート数 | 料金 |
---|---|---|---|
仙台 | DATEBIKE | 約70 |
60分 150円 以降 30分毎に100円 |
横浜 | baybike | 約80 |
30分 150円 以降 30分毎に150円 |
大阪 | 大阪バイクシェア | 約100 |
30分 150円 以降 30分毎に100円 |
奈良 | 奈良バイクシェア | 約35 |
30分 150円 以降 30分毎に100円 |
広島 | ぴーすくる | 約50 |
30分 150円 以降 30分毎に100円 |
2019年4月8日からID(アカウント)連携対応 | |||
エリア | サービス名 | ポート数 | 料金 |
東京 | ちよくる(等) | 約650 |
30分 150円 以降 30分毎に100円 |
川崎 | 川崎バイクシェア | 約15 |
30分 150円 以降 30分毎に100円 |
2019年4月26日からID(アカウント)連携対応 | |||
札幌 | ポロクル | 40カ所以上 |
60分 150円 以降 30分毎に100円 |
※料金は税別
※ポート数は2019年4月5日時点
※練馬区(東京都)は割愛
また、大阪メトロとの提携で、2019年5月より大阪メトロの地下鉄駅出口付近や、大阪メトロ本社ビルにポートを設置。シェアバイクと地下鉄を組み合わせた移動がし易くなっている。
大阪メトロ関連施設に設置された大阪バイクシェアのポートは以下。
■大阪バイクシェアの新設ポート(大阪メトロ関連施設)
サイクルポート名称/住所
・北区浮田2 (地下鉄中崎町駅)/北区浮田2
・地下鉄阿波座駅10番出口/西区江之子島1
・西区新町3 (地下鉄西長堀駅)/西区新町3
・西区南堀江4 (地下鉄桜川駅)/西区南堀江4
・Osaka Metro 本社ビル/西区九条南1
・地下鉄なんば駅31番出口/浪速区難波中1
・浪速区元町2 (地下鉄なんば駅)/浪速区元町2
・あべの橋(操車場前)バス停/天王寺区悲田院町67
・東成区玉津3 (地下鉄今里駅)/東成区玉津3
・東成区大今里4 (地下鉄新深江駅)/東成区大今里4
・阿倍野区松崎町1 (地下鉄天王寺駅)/阿倍野区松崎町1
2025年に開催される大阪万博までには、大阪メトロの全駅にポートを設置する方針とのことなので、今後の展開に期待したいところ。
大阪バイクシェアは以下にて。
大阪バイクシェア