モバイルWi-Fiルーター「HUAWEI Mobile WiFi E5785」を楽天モバイルの自社回線で使う方法のメモ。
■「E5785」を楽天モバイルで使う
E5785は、microSIMに対応するモバイルWi-Fiルーター。端末背面にあるSIMスロットは、SIMカードを取り付けする位置を工夫すればnanoSIMのままでも取り付けはできる。(ただし、推奨はされない&多少の慣れは必要)
■nanoSIMもいちおう取り付け可能
楽天モバイルのAPNはプリセットされていないので、管理画面(初期設定でhttp://192.168.8.1)にログイン後、「rakuten.jp」を手動追加する必要がある。
楽天モバイルのAPN設定は以下エントリでもご紹介。
SIMフリーのモバイルWi-Fiルーターは、楽天モバイルの自社回線(B3)と、ローミングエリアのauエリア(B18)に対応しており、対応する周波数の上では、楽天モバイルで問題無く利用できるようにも見える。
ただし、E5785を楽天モバイルで使うと、楽天モバイルの自社回線が利用できるエリアでも圏外となり繋がらなくなるなど、楽天モバイルでの使用についてはやや安定性に欠ける印象で、楽天モバイルでの利用を考えるとイマイチかも。
※利用する環境によっては問題が出ない可能性も考えられる。
■自社エリア内でも「圏外」表示に
■端末を動かさなくても急に「圏外」に
あくまで「楽天モバイルで使う」ことを目的とする場合、正式に対応している「Aterm MP02LN」や「Aterm MR05LN」を購入した方が無難と思う。
→MR05LNとの組み合わせで、約1カ月ほど固定回線代わりに使っても大きなトラブルは発生しなかった。
MR05LNの販売ページは以下にて。
NECプラットフォームズ 自動SIM切り替え LTE モバイルルーター Aterm MR05LN ( デュアルSIM 対応 / nanoSIM×2 ) PA-MR05LN
MP02LNの販売ページは以下にて。
■「E5785」主要スペック
ディスプレイ:約1.45インチ(タッチ非対応)
FDD-LTE:B1 / B3 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B20 / B28 / B32
TDD-LTE:B38 / B41 / 42
UMTS:B1 / B2 / B5 / B8
GSM:B2 / B3 / B5 / B8
サイズ:幅108mm×縦62mm×厚さ17.3mm
重さ:127g(バッテリー含む)
カラー:ホワイト
インターフェイス:micro USB2.0
SMカード:microSIM
Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2×2)
同時接続台数:最大16台
通信速度:下り最大300Mbps / 上り最大50Mbps
バッテリー:3,000mAh
連続通信時間:約720分
連続待受時間:約700時間
楽天モバイルのサービス詳細・申込は以下にて。