Androidスマートフォンを機種変更したので、メーカーが提供する環境移行ツールを使ってアプリ・データなどなどを移行したところ、機種変更後(環境移行後)のスマートフォンでは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染者との接触通知を受け取る「COCOA」が無効になっていた。
■機種変更後の環境移行で「COCOA」が無効に
機種変更後も「COCOA」を再度有効にするためには、スマートフォンで「COCOA」を起動し、アプリ上で表示されるダイアログを確認のうえ、「ONにする」を選択する必要がある。(OSによって詳細なフローが異なる可能性あり。)
■機種変更に伴う環境移行で「COCOA」が無効に
「COCOA」アプリを有効にしたスマートフォンでは、Bluetoothが無効になるなど「COCOA」が動作しない状態になると、アプリが正常に動作しない旨のダイアログが表示されるものの、スマートフォンの機種変更などに伴う環境移行では、ユーザーが自発的に「COCOA」アプリを起動して有効にするまで無効になっているケースがあるので、各自ご注意を。
環境移行に伴い「COCOA」が無効になってしまう問題(仕様?)は、2020年9月17日に配信されたiOS 14.0またはiOS 14.1でも発生した。
2020年11月15日時点で最新版であるiOS 14.2では解決している可能性があるものの、機種変更やバックアップからの復元を行った場合は「COCOA」が有効になっているか、再度アプリを起動して確認することをオススメ。
厚生労働省の注意喚起は以下にて。
【iPhoneで接触確認アプリをご利用の方へ】
機種変更などでバックアップしたデータを、9月17日に配信されたiOS14.0またはiOS14.1を搭載した端末に復元した場合、このアプリの機能が無効になってしまうとの報告がApple社からありました。いずれかの方法を確認の上、機能を有効にしてください。(1/4) pic.twitter.com/It4iDiLgZK— 厚生労働省 (@MHLWitter) October 29, 2020
Android版(Google Playから配信)のダウンロードは以下にて。
新型コロナウイルス接触確認アプリ (日本厚生労働省公式) – プレビュー版 – Google Play のアプリ
iOS版(App Storeから配信)のダウンロードは以下にて。
「新型コロナウイルス接触確認アプリ」をApp Storeで