ドコモが2023年1月以降に発売予定のモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION SH-54C」を、旧モデルの「Wi-Fi STATION SH-52B」とスペック比較。
■「Wi-Fi STATION SH-54C」
■Wi-Fi STATION SH-54C、前モデルとのスペック比較
項目 | SH-54C | SH-52B |
---|---|---|
発売日 | 2023年1月以降 | 2021年9月 |
5G SA | 対応 | 非対応 |
5G ミリ波 | 対応 | 非対応 |
通信速度(5G) |
下り最大 4.9Gbps 上り最大 1.1Gbps |
下り最大 4.2Gbps 上り最大 218Mbps |
通信速度(4G) |
下り最大 1.7Gbps 上り最大 131Mbps |
下り最大 1.7Gbps 上り最大 131Mbps |
大きさ | 未定 | 74×108×15.7mm |
重さ | 未定 | 約166g |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
Wi-Fi伝送速度 | 1201Mbps | 1201Mbps |
有線LAN | 付属ケーブルで対応 | クレードル(別売り)で対応 |
USBテザリング | 対応 | 対応 |
同時接続台数 | 17台(Wi-Fi 17台/USB or LAN1台) | 17台(Wi-Fi 17台/USB or LAN1台) |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 4,000mAh |
SIM | nanoSIM×1 | nanoSIM×1 |
2023年1月以降に発売予定の新モデル「Wi-Fi STATION SH-54C」は、5G SAやミリ波に対応し、5G SA環境下では、下り最大 4.9Gbps、上り最大1.1Gbps(理論値)に対応している。
理論値の速度が高速なだけでなく、SH-52Bでは非対応だった5Gミリ波にも対応していることから、ミリ波エリアでは従来機種よりも(特に上りが)実効速度の改善が期待できる。
Wi-Fi接続以外にも、Type-Cケーブル経由でPCなどとの接続や、Type-C ↔ Ethernet(有線LAN)変換ケーブル経由で各種ネットワーク機器との接続にも対応している。
ドコモの5G対応モバイルWi-Fiルーターは、個人向けに発売された初代モデルの「Wi-Fi STATION SH-52A」の発熱が大きく、特に本体に内蔵するLANポートを利用時の発熱が大きかったこともあってか、このモデル以降は有線LANポートをクレードルや外付けケーブルで連携する仕様に変更されている。
2代目となる「Wi-Fi STATION SH-52B」については、SH-52Aと同様の問題は発生しにくくなっているので、新モデルのSH-54Cについても大きな問題無く動作することに期待したいところ。
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