スマートホーム関連製品を販売するSwitchBotは、スマートホームの共通規格「Matter」をサポートする「SwitchBot Hub 2」をCES 2023で発表した。
「Matter」対応デバイスは、デバイス同士が直接コミュニケーションを行うことで応答性を高めたり、セットアップが簡単になったりする。
SwitchBotのWebサイトでの対応製品紹介は以下にて(英語)。
Matter – SwitchBot – SwitchBot International
新デバイスの「SwitchBot Hub 2」は、ハブ自体に湿度計や温度計を内蔵している。
既存の「SwitchBot」の製品では、2023年3月上旬にSwitchBot カーテンが「Matter」に対応する予定で、カーテンの他にはSwitchBot ロックやSwitchBot ボタンが「Matter」を順次サポートする予定。
SwitchBot カーテンなど既存製品の「Matter」対応に伴う追加の設定やアプリケーションのダウンロードは不要。なお、既存の「SwitchBot Hub Mini」については、アップデートによる「Matter」対応は行われない。
SwitchBotによると、「Matter」をサポートするスマートフォンであっても、「Matter」対応デバイスを操作するための「Matter controller」としては利用できないとのこと。
ただし、Googleの「Nest Hub」などスマートディスプレイや、AmazonのAlexa搭載スマートスピーカーは「Matter controller」として利用できる。
SwitchBotのWebサイトでの説明は以下にて。
A Matter controller is required to control Matter devices, which are always stationed at home, plugged in, and connected to the Internet. So, a smartphone can not be used as a Matter Controller.
A smartphone is needed only when adding Matter devices to the smart home ecosystem (Amazon Alexa, Apple Home, Google Home, and Samsung SmartThings)
Smart home ecosystem that announced devices as Matter Controller.
「Matter」に対応する「SwitchBot Hub 2」のデモ動画は以下にて。
※Android / iPadOS搭載デバイスと「SwitchBot Hub 2」により、従来より高速な応答を実現している模様。