約20年メインで使ったドコモ回線をauにMNPした

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2022年末〜2023年はじめ頃から、ドコモ回線の通信品質低下が著しく、普段の生活の中でも「ドコモ回線の速度が遅かったり、不安定なこと」を原因で感じるストレスが日々大きくなってきたので、長いことメイン回線として使っていたドコモ回線をauに乗り換えした。

■20年近く使っていたドコモ回線をauにMNPした
20年近く使っていたドコモ回線をauにMNPした

個人的にドコモ回線で困っていたのは、繁華街だったり人が密集しているわけではない時間帯・場所でも通信品質が著しく悪化する機会が多く、「一定程度の通信速度でスマートフォン使えてあたり前」を前提にした生活が成り立たなくなったこと。

「特定の環境で遅い」というよりは、え?ここで?という具合に、予想していない場所や環境(特に混雑しているわけではないスーパーのレジや、飲食店の中)で通信速度が遅くなる機会が多かった。

モバイル通信が不安定な状況だと、Webサイトでの情報収集、SNSでの情報発信・確認だけでなく、メッセージアプリ(LINE / FaceBook Massagenr)を使ったやりとりにも支障があるし、コード決済を使うための通信に時間がかかってレジ前で焦る…。という経験も何度もあった。

通信速度が遅いことは把握しつつも、初めのうちは「まぁ数カ月程度で元通りになるでしょう。」と、問題がそれほど長引かないことを祈りつつ、問題が発生する環境ではモバイル回線を切り替えるなどの対策で乗り切っていた。

■2022年秋に発売された「Galaxy Z Fold4」(デュアルSIMに対応)
「Galaxy S23 Ultra」のデュアルSIM切り替え

ところが、最近になって公開されたドコモの各種インタビューを見るに、短期間での解決が難しいのでは?という思いが強くなり、これは悠長に改善されるのを待っていても、困りごとが増える・長引くだけかもしれない。と思い直して他社に転出することに。

ドコモ回線を常用するのが厳しくなってから、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」をデュアルSIM端末のデータ回線として使ってみた(関連エントリ)り、LINEMOやUQ mobileなどサブ回線として手軽な料金で使える回線を試してみたところ、少なくとも自分の環境ではドコモ回線を使うよりもはるかにストレスが少なくモバイルデータ通信ができた。という経験も、メイン回線をドコモからauに転出することにした理由。

加えて、利用しているスマートフォン(Galaxy S23 Ultra)の対応周波数が、他キャリアの周波数にも対応しており、端末はそのままで通信回線だけ切り替える金銭的なハードルが低くなったことも理由の一つ。

■Galaxy S23 Ultra SC-52Dの対応周波数
Galaxy S23 Ultra SC-52Dの対応周波数
掲載元:スペックとサービス・機能 | Galaxy S23 Ultra SC-52D | Android スマートフォン | 製品 | NTTドコモ

とは言え、乗り換えると本体代金が割引されるので、au版のGalaxy Z Flip5を購入した。(これも、将来的にはau以外のキャリアで使う可能性もある)

■au版Galaxy Z Flip5を購入した
au版Galaxy Z Flip5を購入した

個人的には、5Gサービスが開始される前のドコモ回線については、全国津々浦々、高速道路や新幹線などの移動中など陸上に限らず、フェリー航路でもソコソコの速度でデータ通信が利用できたので、極めて満足度が高かっただけに、5Gサービス提供開始後の品質低下は意外だった。

そんなわけで、メイン回線をドコモに出戻りする機会があるかは何とも言えないものの、通信品質の悪化で困る人が減ると良いなと。(なんとなく、身の回りでは最悪の時は脱したような気もしつつ…)

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