シェアサイクルなどを提供するOpenStreetが1月30日に提供する、「電動サイクル」に試乗してみたので簡単にレポート。
■OpenStreetとglafitが共同開発した電動サイクル
「電動サイクル」は、自転車のようにサドルに座って走行でき、ペダル(足置き)もあるため、電動キックボードと比べて重心が低くなり、走行時にふらつく心配があまり無い。試乗中のテストコースで急ハンドルを切ったりしても、安定性の面で危険を感じることは無かった。
個人的に、電動キックボードは重心の不安定さもあって「公道では乗りたくないな」と感じたけれど、同じ車両区分(特定小型原動機付自転車)でも、座り乗りできるタイプの車両については、歩道モード(最高6km/時)であっても走行中の安定さで不安を感じることは無かった。
※いちおう付け加えておくと、今回の試乗は公道での走行ではなく、試乗用のエリア内での短時間の試乗だった。
ただし、細かい点を言えば、車道/歩道可モードの切替やウインカー操作をしても操作音などが一切鳴らない仕様となっているほか、ウインカーに「押して消す」機構が無いため、ウインカーを消すためにはウインカーを真ん中に戻す必要がある。このため、各種操作が確実に行われているのか?を確認する方法が、目視あるいは加速度などから判断する必要がある点は、少々慣れが必要となりそう。
なお、車道/歩道可モードの切替は、完全に停止した状態でなければモードの切替ができない。このため、ルールを守っていれば「電動サイクルが高速で歩道に突っ込んでくる」というエラーは起きない。
その他、試乗会のレポートについては以下の媒体が詳しいのでご紹介まで。
「HELLO CYCLING」で二輪型電動バイクシェアリングの実証実験、安定感ある車両を試乗してみた – ケータイ Watch