スマートリモコンなどを展開する「Nature」は、同社のサーバーなどに障害が発生しても、同一のWi-Fi・同一のSSID環境下にある「Nature Remo」からエアコンの操作を可能とする「ローカルコントロール機能」を「Nature Remo 3」、「Nature Remo mini 2」、「Nature Remo mini 2 Premium」の3モデル向けに提供開始した。
なお、Natureによるとハードウェア上の制約によりこれら以外のデバイスへの対応は行わないとのこと。
【対応しました🎉】
本日よりNature Remo 3、Nature Remo mini 2が、「ローカルコントロール機能」に対応しました。Nature Remo Lapisと同様、サーバー障害中でも、スマートフォンを「Nature Remo」と同じWi-Fiネットワークに接続することで、エアコンの基本操作が可能となりました。 pic.twitter.com/T9HUJlLrPL
— Nature株式会社 (@NatureInc_JP) March 18, 2025
同機能は2月に12日に「Nature Remo Lapis」向けに提供がスタートしており、今回は対応デバイスが追加された形。
サーバー障害時でも家の中でエアコンの操作が可能に!Nature Remo Lapis「ローカルコントロール機能」をリリース – Nature
「ローカルコントロール」の仕組みは、Nature Remoアプリ上でエアコンを家電登録する際に、エアコンのリモコンデータをアプリにダウンロードするため、障害が発生する前に、使用するエアコンの登録が必要となる。
事前にダウンロードしたリモコンデータを、アプリから操作によって実行することが前提となるため、スマートスピーカー経由での操作や、オートメーションでの実行には対応しない。
ローカルコントロール機能に関する詳細は、Natureの公式ブログで紹介されている。
【Nature Remo】サーバー障害でもエアコン操作が可能に。ローカルコントロール機能の設定と使い方を解説 – Nature
2025年2月12日(水)より、スマートリモコン「Nature Remo Lapis」で、サーバー障害時でもエアコン操作を可能にする「ローカルコントロール機能」をお使いいただけるようになりました。
「Nature Remo Lapis」では、エアコンの電源ON/OFF、温度調整、モード選択、風量調節、風向調節に対応する。
ただし、ハードウェアの仕様上の制限により、「Nature Remo mini 2 / Premium」で対応する機能は、電源ON/OFFとモード選択のみ。
「Nature Remo 3」の販売ページは以下にて。
「Nature Remo mini 2」の販売ページは以下にて。