Twilogは、2025年7月30日に発生したログ消失トラブルについて、2024年10月に保存されていたバックアップをもとに、サービスを再開している。
ただし、Twilog側でバックアップが取得・保存されていない期間(2024年10月から現在まで)の投稿については、ユーザー自身で復旧操作を行う必要がある。
復旧のための対応として、一定期間(具体的な期間は不明)はログの復旧に役立つ機能が無料で提供される。
損失期間中のデータの取得・反映についてはTwilogのQ&Aが詳しい。
復旧対策として、一定期間の間、過去の損失部分のログの回収するための機能を無料で提供させていただきます。
復旧方法は2通りで、範囲指定取得機能を使う方法と、データのアーカイブを利用する方法がある。
範囲指定によるツイート追加は、直近3,200件の投稿を取得できる。1カ月平均で投稿数が300件(1日平均10件)の範囲であれば、この方法だけで復旧が可能となる。
ざっくりと説明すれば、Twilogに反映されている最後の投稿(2024年10月まで)のURLと、最近の投稿のURLをそれぞれ貼り付けすればok。
※このあたりを自動化するための方法は特段用意されていない。
■範囲を指定して収集する方法
■直近約3,200件の投稿が取得される
3,200件以上の投稿をログに反映させるには、Twitter(X)のデータアーカイブをアップロードする必要がある。
アーカイブをTwilogに読み込ませる機能は通常、Twilogの有料プラン契約に加えて、1回あたり1,000円の料金が発生する。
この機能も復旧対応として無料で提供されるものの、通常の挙動と異なり、バックアップデータが欠損している2024年10月以降の投稿に限ってTwilogに保存される。
データのアーカイブダウンロードは、Twitter(X)の公式機能として提供されている。ダウンロード時には認証(SMS or メール)が必要。
アーカイブのリクエストからダウンロードが可能になるまで24時間以上必要となる場合もある。
もっと見る>アカウント>データのアーカイブをダウンロード
■データのアーカイブダウンロード方法
■リクエストから準備完了まで24時間以上かかるケースも
【復旧いたしました】
事前にお知らせしていた通り、2024年10月に保存されたバックアップをベースにTwilogを復旧いたしました。
すでに最新分の取得は動作していますが、紛失した2024年10月から直近までの紛失分はご自身で対応をお願いします。…— Twilog公式 (@twilog_official) August 13, 2025