東京エリアの「HELLO CYCLING」(OpenStreet)の12時間料金を見比べてみると、シティサイクルタイプが2,500円、スポーツタイプ(KUROAD Lite)が3,000円、e-Bikeタイプ(KUROAD)が2,000円で、1日借りる場合の料金が最も安いのは意外にも(?)e-BikeのKUROAD。
■東京エリアの料金
ただし、都市部には「KUROAD」は投入されておらず、都内では奥多摩エリアのみ。
■奥多摩エリアのKUROAD(東京都)
一方、尾道市と「しまなみ海道」で結ばれる今治市では、シティサイクルタイプの12時間料金が6,000円と、他地域と比べて高く設定されている。(スポーツタイプは3,000円で、他エリアと同額)
■今治市(愛媛県)の料金
今治市などの例を除けば、HELLO CYCLINGの多くのエリアでスポーツタイプとe-Bikeタイプはレンタサイクルと比べて割安な水準と言える。
ただし、HELLO CYCLINGは車両単位で料金が発生するため、例えば4時間ごとに車両を計3台乗り換えて、合計で12時間利用すると3台分の上限料金が発生する。(アカウント単位ではなく、車両ごとに料金が発生する)
よくある使われ方ではない。という点は理解しているけれど、スポーツタイプ(KUROAD Lite)の電動アシストを有効にして、1日に60kmぐらいの距離を走るとバッテリー切れすることがあるので、この点はアカウント単位にしてくれたらありがたいところ。
※トータルの運用コスト的に、1日パスとして提供するよりも、車両単位で設定された料金で決算した方が楽。という点はありそう。
HELLO CYCLINGを導入する都市は増えているので、KUROAD LiteなりKUROADが選べる都市が増えると嬉しいなと。