MBKで購入した『GALAXY Note 8.0』などのガジェットをチェンマイ国際空港でVAT Refund(付加価値税の還付)行ってみた。
海外で購入したガジェットなどなどをVAT Refundしたのは初めて。
タイの政府観光庁によるVAT Refundの説明は以下。
※手続内容についても詳しく書いてあるので、非常に参考になる。
VATの払い戻しを請求できる人と条件
タイ人以外の観光客
タイ滞在が年間180日未満の方
バンコク、チェンマイ、プーケット、ハジャイの4つの国際空港から空路でタイを出発する方
航空会社の乗務員でない方
払い戻しの申請を購入日から60日以内に本人が行うこと
基本的には旅行者が比較的高額な買い物をして、バンコク、チェンマイ、プーケット、ハジャイの空港から出国する場合はVAT Refundが可能。
今回はMBKで購入したガジェットのVAT Refundを申請してみたけれど、MBKでガジェットを購入するにあたって、一番ハードルが高いのがVAT Refundに対応しているお店そのものが極めて少ないこと。
■VAT Refund対応店:『VAT REFUND FOR TOURISTS』の表示がある
■VAT Refundに対応したSAMSUNGストア(正規店なのかは不明)
MBKでケータイショップが集合している4階は、個人経営の小さい店舗がほとんどのためか、VAT Refundに対応しているお店はほぼ無く、一部の大型(と言ってもそれほど大規模なお店はないけど)店舗のみが対応していた。
各店の販売価格に大きな差が無いMBKのケータイショップの中でVAT Refundによる割引は大きく、今回購入したGALAXY Note 8.0の例で言うと、
(1)VAT Refund対応のSAMSUNGストア
販売価格:15,200バーツ
VAT返還:▲1,064バーツ
———————-
合計金額:14,136バーツ
(2)VAT Refund非対応の個人ショップ
販売価格:14,600バーツ
となり、販売価格そのものはSAMSUNGストアの方が高かったものの、VAT Refundを含めて考えると、価格が逆転するのでSAMSUNGストアで購入してみた。
以下、VAT Refundを受けるために必要な手順。
(1)買い物をしたお店で申請書類に記入を行う
(2)空港で申請書類と購入商品のチェックを受け、申請書類に印をもらう
(3)印を貰った申請書類を提出して現金を受け取る
VAT Refundの申請を行うには購入時に店舗で申請書類を記入する。
購入時にVAT Refundの申請をしたい。という意思表示を行う必要が(多分)ある。
■VAT Refundの申請書類
お店での手続は、申請書類を作成するまでで終了し、あとは空港で手続を行う。
今回のタイからの出国は、チェンマイ国際空港を午前9時に出発する、比較的時間帯が早い便だったので、本来は出国時に行う申請書類に確認印を貰う手続を(出発便が早いという)事情を説明して、チェンマイ国際空港への到着日に行ってもらえた。
※通常は出発日に印をもらい、そのまま還付を受けるとのことだけれど、書類審査が空いていない時間帯だったので例外としてokとのこと。
■チェンマイ国際空港のVAT Refund書類確認場
チェンマイ国際空港の書類確認場の場所は、空港ターミナルの端にあって解りにくいので、空港のインフォメーションなどで確認することをオススメ。
■申請書類に印をもらう
チェンマイ国際空港到着時の手続はここまで。
このあと、チェンマイ国際空港からの出国時に、VAT Refundカウンターで申請書類(押印済み)とパスポートを提示して、VAT Refundを受けることができた。
■VAT Refundカウンター(チェンマイ国際空港)
■その場で現金(現地通貨)を受け取る
というわけで、無事にVAT Refundを受けることができましたと(^ ^)