ANAは、2015年2月1日以降に発券される国際線航空券に設定する燃油サーチャージを発表。日本 〜 ヨーロッパ・北米の長距離路線では片道21,000円 ⇒ 14,000円と7,000円の値下げとなるほか、近距離路線である日本 〜 韓国線は1,000円/片道に値下げされる。
ANAの燃油サーチャージ改定については以下より。
航空保険特別料金/燃油特別付加運賃について|ANA国際線
直近のANAの燃油サーチャージ価格は以下。
ANA:燃油サーチャージ価格
区間 |
2015年2月1日 〜2015年3月31日 |
2014年10月1日 〜 2015年1月31日 |
2014年9月末まで |
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日本 〜 欧州・北米など | 14,000円 | 21,000円 | 25,000円 |
日本 〜 ハワイ・インド・インドネシア | 8,500円 | 13,500円 | 16,000円 |
日本 〜 タイ・シンガポール・ミャンマー | 6,500円 | 10,500円 | 13,000円 |
日本 〜 ベトナム・サイパン・グアム・フィリピン | 4,000円 | 6,500円 | 8,000円 |
日本 〜 香港・台湾・マカオ | 3,500円 | 5,500円 | 7,000円 |
日本 〜 中国 | 3,500円 | 5,500円 | 7,000円 |
日本 〜 韓国 | 1,000円 | 2,000円 | 2,500円 |
※価格は1区間(片道)あたり
燃油サーチャージ価格の値下がりは原油価格の下落を受けたも。原油価格は下落を続けており、動向次第では2015年4月1日以降は2009年7月 〜 9月以来となる『燃油サーチャージなし』となる可能性がある。
アングル:燃油サーチャージが4月以降にゼロの可能性、原油下落で | Reuters
15年2月中旬の発表では、今年12月―来年1月の平均価格を用いるため、今後の動向次第では、4―5月発券分からゼロになる可能性がある。