Opera、中国企業による買収状況を説明 – 買収が成立しても「OperaはOperaのまま」

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Operaは、中国のソフトウェア企業「奇虎360」などを含むグループから買収オファーがあったことを先日公表。これに伴って「中国企業によるOperaの買収が決定した」という趣旨の報道も見られるなか、2月11日付けでOperaが日本語Blogにて状況を説明。

中国企業(グループ)からの株式の公開買付(TOB)は事実であるとしながら、買収については最終決定していない点や、仮に買収が決定した場合でも製品開発については「同じチームが同じ製品を開発」するため「OperaはOperaのまま」であると説明している。

Operaの日本語Blogでの状況説明は以下にて。

Opera は Opera のまま – Opera Japan – Opera Software

多くの方がお聞きになられた通り、昨日チーフー 360 とコンロンを含む中国のインターネット企業から成るコンソーシアムが Opera に対して公開株式の全数買い取りを申し出ました。まず第一に重要な点は、この取引は未だ最終決着しておりません。弊社の株主がお持ちの株を申し出ている価格で先方に売るかどうか決していないからです。

Operaの日本語Blogでは、現時点では買収が成立していないことを説明しつつ、買収が成立すればデスクトップ向けのOperaをより多くのユーザにより早く届けられるため、デスクトップチームが中国グループからの買収提案および取締役会が株主たちにTOBの受け入れを推奨している点を好意的に受け止めている。というデスクトップチームのメッセージが公開されている。

ただし、中国企業グループに買収されることによって不安視されているプライバシー・個人情報の保護などについては特に触れられておらず、モバイル向けのOpera Mobileにおけるデータ圧縮機能や、Opera Maxなどの圧縮サービスを使用時にどういった影響があるのか(または無いのか)は気になるところ。

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