Samsung製スマートフォン「Galaxy Note7」は、世界各地で爆発事故が相次いだとして航空機内への持込が禁止。国内航空会社も10月15日(土)付けでGalaxy Note7の機内持込を禁止する措置を発表している。
■Galaxy Note7
ANAのお知らせは以下にて。
サムスン電子社製 ギャラクシーノート7の航空機での輸送禁止について – ANA
サムスン電子社製 ギャラクシーノート7に内蔵されているリチウムイオン電池が、発火する事象が発生しております。国土交通省航空局からの指示により、当該製品の航空機での輸送は禁止されております。
また、日本を発着する海外系のLCCでも同様の措置が発表されており、Galaxy Note7の機内持込禁止は多くの航空会社で同様の対応が取られる見通し、遅かれ速かれ、世界中の航空機に持込が禁止されるものと思われる。
スクートとタイガーエアシンガポールは、お客様の安全を期して2016年10月16日午前0時以降のすべてのフライトにおいてサムソンギャラクシーノート7の持込みを禁止させていただくこととなりました。ご理解・ご協力をお願い申し上げます。詳細 https://t.co/UVvwgsQEVd
— Scoot (@InsideScootJP) 2016年10月15日
Galaxy Note7は、従来より「預け入れの禁止」および「機内では使用しないこと」が求められていた。新たに発表された「機内持込の禁止」によって、航空機でのGalaxy Note7の輸送が一切禁止される。このため、何らかの理由によってGalaxy Note7を輸送する場合は、航空機以外での移動が必要となる。
なお、SamsungはGalaxy Note7の製造・販売・交換プログラムの受付を終了した上で、全世界の利用者に対して電源をオフにして端末を使用しないように要請、返金またはGalaxy S7 edgeなどの機種との交換対応を行うことを発表している。