ドコモは、「DOCOMO Open House 2020」でドコモの災害対策を紹介。
■ドコモの災害対策
災害時にサービスを中断、通信品質を低下させないための取り組みとして、重要施設(役場や災害拠点病院)をカバーする基地局には、商用電源が停止した際に自家発電できるエンジンを備えるほか、予備バッテリーを24時間→72時間へと大容量化している。
また、通常の基地局を含め全基地局で原則として予備電源を備え、災害発生などによる停電へ備えている。
■重要施設の基地局無停電化・予備バッテリーの24時間対応
このほか、令和元年(2019年)台風15号では、被害が大きい千葉県沿岸部エリアの復旧に、東京湾をまたいで対岸の三浦半島(神奈川県)側の基地局をチルト変更(アンテナ角度の変更)によって救済したことが明らかにされている。
※地図で確認する限り、千葉県浜金谷付近を救済した模様。
■千葉県湾岸エリアの復旧を対岸の三浦半島側から救済
災害発生に伴う情報発信として、ドコモのネットワークにローミング接続中の訪日外国人に向けて、母国語のSMSを配信した事例も紹介されている。
■令和元年台風15号/19号の発生に伴い、訪日外国人向けのSMS配信
訪日外国人向けの災害関連SMSに関する詳細は以下エントリにて。
「DOCOMO Open House 2020」にて、災害発生時に訪日外国人向けにSMSを使った情報発信に関する展示が行われていたので、訪日外国人に向けて多言語のSMSを利用者に応じて配信する仕組みを聞いてみた。
■訪日外国人向けの災害情報をSMSで発信(NTTドコモ)
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