厚生労働省は、新型コロナウイルスの陽性者との接触を通知する「COCOA」のAndroid版について、バックグラウンドで接触確認が行えず、アプリケーションを定期的に起動する必要がある不具合を修正した。修正後のバージョンは1.2.3。
厚生労働省のWebサイトでのお知らせは以下にて。
接触確認アプリ「COCOA」の修正版(Android版1.2.3)の配布を開始しました|厚生労働省
厚生労働省は、本日、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」(以下「本アプリ」という。)の修正版(Android版)の配布を開始しました。Android搭載端末で本アプリをご利用の方はアップデートをお願いいたします。スマートフォン端末のアプリの自動アップデート機能がオンになっている場合は、ダウンロードが可能な通信環境にて自動的に更新されます。自動アップデート機能がオフになっている場合は、Google Playから「接触確認アプリ」と検索し、アップデートをお願いします。
バージョンアップに関連して、厚生労働省ではCOCOAを各種省電力設定でスリープ対象のアプリとしないように、設定を促している。
厚生労働省のTwitterアカウントでの告知は以下にて。
【接触確認アプリのアップデート(Androidのみ)をお願いします!】#COCOA の修正版(1.2.3)を配布しています。スマートフォン端末のアプリの自動アップデート機能がOnの場合、自動で更新されます。そうでない場合は、ストアで #接触確認アプリ を検索し、アップデートをお願いします。(1/4)
— 厚生労働省 (@MHLWitter) April 21, 2021
また、Android版の1.2.3のテストで、サムスンの「Galaxy A41」(docomo / au / UQ mobile)については、機種固有の現象として、接触者との検知から通知までの処理が行えない不具合が発生しており、修正版(1.2.3)でも、引き続き1日に1回程度の再起動が必要となる。「Galaxy A41」と同様の不具合が発生する機種が無いとは言えないので、バージョンアップ後も1日に1回程度、アプリを起動した方が良さそう。
COCOAのダウンロードは以下にて。
Android版(Google Playから配信)のダウンロードは以下にて。
新型コロナウイルス接触確認アプリ (日本厚生労働省公式) – Google Play のアプリ
iOS版(App Storeから配信)のダウンロードは以下にて。