楽天モバイルが「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」の提供(2022年7月1日〜)に伴い、月額料金を改定する。
改定後の料金プランでは、これまで1人1回線目限定で提供していた、「月間1GB未満の月の月額料金は0円」が撤廃され、1回線目から月額1,078円の料金が発生する。
povo2.0は「基本料金が0円」
povo2.0は、現時点で唯一の料金プラン「ベースプラン」が、基本料金0円の設定で、音声通話料金やSMSの送信料金を除き、別途トッピングを購入しない限り、料金が発生しない。
ただし、ベースプランに含まれる通信量は128kbpsと低速で、トッピングを購入せずに、ベースプランだけでスマートフォンやタブレットを使うことはあまり想定されていない。
この点、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」は月間容量が1GB未満でも高速通信を利用できたため「高速通信を小容量かつ格安で使いたい」場合、エリアや対応機種が問題なければ丁度良い使い方が可能だった。
■楽天モバイル:新プランでは最低でも月額1,078円が発生する
2022年5月17日時点で購入できる、povo2.0のトッピングは以下の通り。
■トッピング内容
<データトッピング>
1GB(7日間):390円
3GB(30日間):900円
20GB(30日間):2,700円
60GB(90日間):6,490円
150GB(180日間):11,800円
データ使い放題(24時間):330円
<通話トッピング>
5分以内かけ放題:550円
通話かけ放題:1,650円
※対象外となる電話番号あり。
<コンテンツトッピング>
DAZN使い放題パック(7日間):760円
smash.使い放題パック(24時間):220円
※対象コンテンツのデータ通信も使い放題になる。
<スマホ故障サポート>
月額料金:830円
交換時負担金(iPhone):12,900円(1回)
交換時負担金(Android):1回目 5,500円、2回目 8,800円
トッピングの未購入が180日続くと回線停止→解約に
povo2.0は、ベースプランだけを使い続けることを通常の使い方とは想定していない。
トッピングを長期間にわたって購入せずに、なおかつトッピングを購入していない期間の請求金額が660円に満たない場合、事前に予告のうえ回線の停止→利用停止後30日の間にトッピングを購入しないと、サービス解約となる。
■トッピングを長期間購入しない場合は回線停止→解約
掲載元:「ベースプラン」提供条件書(PDF)
ただし、トッピング未購入期間が続いたことによるサービス停止→解約となった場合でも、解除料金などは発生しない。
また、povo2.0では、短期間で解約する場合は再度の契約ができなくなったり、契約を受け付けした後に解約する場合があるとしているので、短期間で解約するよりも、「使わない月は0円」の特長を活かし、回線を残しておいた方が良いかも。
提供条件書に記載されている内容は以下にて。
(10) お申込みに関する注意事項
・過去に povo2.0 のご契約について当社所定の期間未満で解約された場合は、一定の期間、新たなご契約のお申込みを承諾しない、あるいは、後日ご契約を解除させていただくことがあります
povo2.0のWebサイトでの詳細・申込は以下にて。
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