DTIの提供する月額490円のデータ通信専用サービス『ServersMan SIM 3G 100』がLTEに対応し、8月1日より『ServersMan SIM LTE 100』となることが発表されている。
DTIのプレスリリースは以下より。
モバイル通信はLTE+3Gでワンコイン(490円/月)の時代に – (DTI)
株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石田宏樹、以下「DTI」)がこれまでご提供してきた「ServersMan SIM 3G 100」が、LTEにも対応し、「ServersMan SIM LTE 100」に生まれ変わります。
DTIのServesMan SIMサービスは、通信速度が上下最大100kbpsに制限されている一方で、料金も月額490円と格安で提供されているデータ通信専用サービス。
従来サービスでは非対応だった、Xiに対応することで、通信速度そのものは最大100kbpsに制限されるものの、Xiの『低遅延』の恩恵を受けることができる。とプレスリリースでは紹介されている。
また、『ServersMan SIM 3G 100』で提供されていた『SMSオプション』(150円/月)の提供も行われるため、MVNOのデータ通信SIMで発生する『セルスタンバイ』による電力消費の増大を抑えることができるようになるほか、端末上に電波状態が正しく表示されるようになることが(引き続き)期待できる。
通常時は通信速度が100kbpsに制限されている『ServersMan SIM』サービスだけれど、増速オプションが『ServersMan SIM Unlimited』という名称になり、データ通信の切断なく瞬時に速度を切り替えるシステムにアップグレードされる。と発表されている。
※増速時の速度は最大で3Mbps程度と案内されている。
■ServersMan SIM Unlimited料金
100MB:263円
500MB:1,315円
1GB:2,630円
※9月末までにチャージすると最初の100MBが無料になるキャンペーンが実施中
面白いのは『ServersMan SIM Unlimited』では特定のアプリケーションを立ち上げた際に自動的に有効になるように設定が可能になることで、特定のブラウザを起動した際に、自動的に通信速度が100kbpsの制限を受けなくなる。という使い勝手が実現できるようになる。
プレスリリース中には明記されていないけれど、ケータイWatchの記事によると、既存のServersMan SIM 3G 100ユーザには、LTE対応のSIMカードが順次送付されるとのことなので、既存ユーザは料金負担無くLTE対応の『ServersMan SIM』サービスをLTEに切り替えることができる模様。
DTIの「ServersMan SIM」がLTE対応に – ケータイ Watch
「ServersMan SIM 3G 100」の既存ユーザーには、順次、「ServersMan SIM LTE 100」のSIMカードが送付される。なお、「ServersMan SIM 3G 100」のSIMカードが利用できるのは9月2日までで、DTIでは9月30日までに既存のSIMカードを返送するよう求めている。
ドコモのMVNOのサービスは、2013年に入ってから『OCN モバイル エントリー d LTE 980』などのサービスが開始されており盛り上がりを見せているので、各社の今後の展開が楽しみなところ(^ ^)
ServersMan SIM LTE 100のサービスは以下より。
ServersMan SIM LTE 100:【dream.jp】