NTT西日本『フレッツ光』契約者向けにLTE対応のSIMフリーの『光ポータブルLTE』レンタルを開始!

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NTT西日本が『フレッツ光』契約者向けに、LTEに対応したモバイルWi-Fiルータ『光ポータブルLTE』のレンタルを8月1日より開始することを発表している。

NTT西日本のプレスリリースは以下より。

モバイルルーター「光ポータブルLTE」のレンタル提供開始および「フレッツ光モバイルパック」へのLTE対応プランの追加について

『光ポータブルLTE』はクレードル経由で固定回線に接続することが可能となっており、自宅では『フレッツ光』に接続するためのアクセスポイントとして使用し、外出先ではLTE対応のSIMフリーなモバイルWi-Fiルータとして使用することが可能。

レンタル料金は315円/月となっており、レンタルから24ヶ月目の末日までに解約した場合は解約金が一律7,350円発生するので、途中解約するメリットはほとんど無い。
※フレッツ光の解約と同時に『光ポータブルLTE』のレンタルを解約する場合は、解約金が無料となる。

『光ポータブルLTE』はLTEの2,100MHz/1,500MHz/800MHz帯に加えて、1,800MHz帯(Band 3)にも対応しており、国内で販売されるLTE対応のモバイルWi-Fiルータとしては(恐らく)初めてのクアッドバンド対応モデルとなる。
参照:NTT西日本が光ポータブルLTEのレンタルを開始|Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~

1,800MHz帯を使ったサービスとしては、docomoのXiが、2013年10月より東名阪の一部エリアにおいて、1,800MHz帯(Bnad 3)を利用した下り最大150Mbpsのサービスを提供開始予定である事が発表されており、7月30日からは神奈川県の一部地区で試験運用が開始されている。

Xiの下り最大150Mbpsのサービス提供開始に関するプレスリリースは以下より。

報道発表資料 : 国内最速150MbpsのLTEサービス提供に向けた試験運用を開始 | お知らせ | NTTドコモ

株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下ドコモ)は、高速通信LTEサービス「Xi®」における受信時最大150Mbpsのサービス提供開始に向け、2013年7月30日(火曜)より、神奈川県の一部地区で試験運用を開始いたします。
受信時最大150MbpsのLTEサービスは、東名阪の一部エリアから2013年10月の提供開始を予定しております。

『光ポータブルLTE』は下り最大150Mbpsの周波数帯(Band 3)には対応しているものの、残念ながらCategory 3までの対応となっているため、上記エリア内で利用時も下り最大150Mbpsの通信速度は得られず、端末の通信速度の上限である下り最大100Mbpsでの通信となる。

『光ポータブルLTE』の製造メーカーはNECアクセステクニカとなっており、端末の外観などから、既に発売されているモバイルWi-Fiルータ『MR02LN』に対応周波数が追加されたバージョンであることが理解できる。

MR02LNは実機を入手してはいないものの、仕様としてはSIMロックがかけられているので、『光ポータブルLTE』は『LTEクアッドバンド対応のSIMフリーのモバイルWi-Fiルータ』として、利用する価値が高そう。

特に、下り最大150Mbps対応エリア内でも使える(150Mbps非対応なのが惜しいけれど)Xi対応のモバイルWi-Fiルータとしては、ドコモよりも早く提供が開始されるので、羨ましいなと思ったり(^ ^;
※恐らくドコモは次期モデルで下り最大150Mbps対応のモバイルWi-Fiルータを販売するものと思うけれど・・・。