Pocket WiFi 203Z/GL09Pが対応するLTEは『ダブルLTE』対応エリアのみか

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『Pocket WiFi 203Z』(Pocket WiFi GL09PのSoftBank型番)は、EMOBILE 3G以外が『メイン回線』であり、ソフトバンクモバイルの提供する回線として分類されている。

S-MAXに掲載されている203Zのレビューは以下より。

4G、LTE、3G、Wi-Fiを乗りこなす! モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 203Z」のマルチネットワークを試す【レビュー】 – S-MAX(エスマックス) – スマートフォンとモバイルを活用するブログメディア

203Zのネットワーク種別の詳細画像は以下。
203Zのネットワーク表示
※記事中に掲載されている画像を転載

上記の画像を確認すると、GL09Pの4つのネットワークはそれぞれ

(1)4G DATA MAIN(AXGP)
(2)LTE DATA MAIN(EMOBILE LTE…正しくは『ダブルLTE』?)
(3)3G DATA MAIN(ULTRA SPEEDO)
(4)3G DATA SUB(EMOBILE 3G)

となっており、EMOBILE 3G以外は全てメイン回線(GL09Pで言うところのB回線)であることがわかる。
※203ZとGL09Pは同一端末なので、203Zと同じくGL09Pも、EMOBILE 3G以外はソフトバンクが提供する回線となっている。

メイン回線/サブ回線の種別は、以下に記載したGL09Pの通信速度制限に関連しており、端的に言うとイー・モバイル回線であるサブ回線(A回線)については、7GB/月の容量上限に到達した後も、通信速度制限の対象にはならない。
GL09PにおけるA回線(EMOBILE回線)/B回線(SoftBank回線)の整理と通信速度制限のまとめ | shimajiro@mobiler

上記エントリに記載した、GL09Pにおけるネットワーク種別とA回線&B回線の種別は以下。

GL09PにおけるA回線/B回線の整理

A/B種別 ネットワーク種別 通信量制限 通信速度制限
B回線 AXGP 7GB/月 直近3日間(当日は含まない)のパケット通信量が839万パケット以上で制限
EMOBILE LTE
ULTRA SPEED
A回線 EMOBILE G4 制限対象外 24時間毎のパケット通信量が300万パケットを超えた場合、当日21時から翌日2時の間に通信速度制限を実施する場合がある。

GL09P/203Zのネットワーク種別で気になるのは、もともとEMOBILEが提供していた1.7GHz帯のLTE(Band 3)がEMOBILEではなくSoftBankMobileのネットワークとして、メイン回線に分類されていることで、これは純粋なEMOBILE LTEではなく、iPhone 5などが対応する『ダブルLTE』対応エリア内でのみ、GL09P(203Z)がLTE接続される。という仕様になっている可能性が考えられる。
※ただ、GL09P/203Zはネットワークを手動で切り替えや固定できないので、どうにも検証するのが手間で、この点は確証は得られていない。

仮に、EMOBILEの『EMOBILE LTE』ではなくソフトバンクの『ダブルLTE』対応エリア内でのみLTEに接続可能だとすれば、LTEで接続可能なエリアはEMOBILE LTEのエリアよりも狭くなる可能性がある。

EMOBILE LTEは従来、5MHz幅を使った下り最大37.5Mbpsのエリアが大半となっていたけれど、2013年8月以降は10MHz幅を用いて下り最大75Mbpsエリアを全国に広げていく予定となっており、従来よりも通信速度が高速なエリアが増えるだけに、LTEが利用可能なエリアが『EMOBILE LTE』が対応しているエリアよりも狭いのであれば少々残念(^ ^;