フィリピンの首都、マニラにあるマニラ国際空港のターミナル3で、GLOBEのSIMカードを購入することができた。
※ちなみに、2013年10月21日時点ではターミナル3にカウンターがあるのはGLOBEのみ。
ターミナル3の入口右手にあるコンビニでもSIMカードは販売されている(Smart社のも)けれど、通常サイズのSIMしかなく、SIMカッターなども用意されていなかったので、キャリアのカウンターで購入する方が安心かも。(キャリア毎のネットワークの優劣についてはさておき)
■購入したGLOBEのSIMカード
パッケージには『OFW FAMILY PACK』と書かれており、OSFは”Overseas Filipino Workers”の略なので、フィリピンの国外に出稼ぎに行くための労働者向けのSIMカードであることが理解できる。
■SIMカードは国内用/海外用の合計2枚
左側(SIMカードが取り外されていない方)が海外用のSIMカードで、右側が国内用のSIMカード。
■GLOBEの空港カウンター
たまたま休憩タイミングで写真を撮ったけれど、基本的には営業時間は24時間とのこと。到着時間が遅い、セブパシフィック航空の関空 ⇒ マニラ便(23:50マニラ着)で到着した後もSIMカードの購入は可能。
今回は滞在期間が約1ヶ月と長期間のため、価格表に記載された、
『1,100 Package 15 to 30 days Unlimited Internet』に登録してみた。
支払総額は1,100フィリピンペソで、日本円にすると約2,500円。
内訳としては、SIMカードの代金が100フィリピンペソ、トップアップ用のカードが500フィリピンペソ(2枚)となっており、合計金額が1,100フィリピンペソになる。
滞在日数が1ヶ月であることを伝えると、『8888』宛に『supersurf999』をSMSで送信して、1ヶ月用のインターネット定額プラン(SuperSurf999)に登録を行って貰えた。
■カウンターに設置されていた価格表
■スマートフォン(GALAXY Note 2)を使ってインターネット定額に申込
GLOBEのプリペイドSIMのAPN設定情報は以下。
■APN設定情報
APN:http.globe.com.ph
ユーザ名:空白
パスワード:空白
APNは上記内容に正しく登録する必要がある模様で、任意のAPNを設定しても通信を行うことができなかった。また、テザリング時にAPNがspモードのAPNに切り替わる仕様の端末(ドコモ版のGALAXY Note 2など)では、テザリングを行うと通信ができなくなってしまったので、これらの端末でテザリングをする場合は、SMARTのSIMカード購入をお勧め。
関連エントリ:フィリピン SMARTはドコモ端末でもテザリング利用可能だった! | shimajiro@mobiler
■プリペイドSIMの残高確認方法
『222』宛に『Balance』と記載したSMSを送信すると、プリペイドSIMの残高がSMSで送信される。
空港カウンターでは、GLOBEのプリペイドSIMでLTEの利用も可能。と説明されたけれど、今のところGLOBEのプリペイドSIMカードではLTEでの通信ができることが確認できていない。
GLOBEの公式サイト上も、プリペイドユーザ向けのLTEについては『使えない』と記載されているので、恐らく説明内容が間違っているものと思う(使えたら嬉しいのだけれども)
Help and Support – Plans and Rates FAQs – globe.com.ph
GLOBEのSIMカードの購入にあたってパスポートなどの提示は不要だった。
但し、登録に必要とのことで名前を記載するように言われた。(ただ、本人確認証は提出しなかったので名前の登録に意味があるのかは不明)
フィリピンのクラーク国際空港でのSIMカード購入(2013年3月)については以下エントリにて。
フィリピン クラーク国際空港でプリペイドSIM購入!インターネット定額プランは約120円/日 | shimajiro@mobiler