SIMフリーのモバイルWi-Fiルータ『E5776』をSmarToneのプリペイドSIMで使う

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Amazonでも購入可能なSIMフリーのモバイルWi-Fiルータ、E5776を香港の『SmarTone』のプリペイドSIMで使用してみた。

■SIMフリーのモバイルWi-Fiルータ『E5776』をSmarToneのプリペイドSIMで使用
E5776をSmarToneのプリペイドSIMで使用

使用したSIMカードのパッケージは以下。

■SmarToneのプリペイドSIMカード
使用したSmarToneのプリペイドSIM

SmarToneのSIMカードは、深水埗(Wikipedia)のSIM屋台などで販売されている。

SIMカードは上記HKD 48のタイプと、HKD 80のタイプの2タイプがあり、それぞれ初期残高が異なる。
※今回の香港訪問中にはnanoSIMタイプは見つからず、nanoSIMについてはSIMカードをSIMカッターで切って使用する。とのこと。

SmarToneのインターネット接続は1時間あたりHKD 8の料金で利用可能で、1日あたりの通信料上限はHKD 24が自動的に適用されるため、プリペイドSIMであっても、インターネット接続の使い過ぎによる残高消化を心配する必要が無いのは嬉しい。

特にパッケージに記載は無いけれど、SmarToneの上記パッケージのSIMカードは4G LTEでの通信が可能になっている。LTEでの通信に伴う特別な手続きは不要で、LTEの対応エリア内かつ、SmarToneのLTE対応の周波数帯に対応している端末なら自動的にLTEに接続されるので、先述のデータ定額の自動適用と合わせて、余分な手間が一切かからないのが嬉しいところ。

SmarToneがLTEで利用している周波数はBand 3となっており、Band 3に対応するSIMフリー端末でSmarToneのネットワークを利用することが可能。
※ドコモの2013年冬モデル以降の端末は基本的にBand 3対応となっているけれど、これらの機種をSIMロック解除した上でSmarToneのプリペイドSIMで使えるか?は未確認。

E5776をSmarToneで使用する場合、APN設定などは行わなくても自動的に通信が可能になるので、通信を開始するまでの手続きが非常にカンタン。

APNが設定不要のため、意識する機会は少ないけれど、E5776の管理画面上では以下のAPNが設定されたことが確認できる。

APN:internet
ユーザ名:空白
パスワード:空白

■E5776の管理画面上で確認可能なAPN設定
APNはinternet

香港はLTEのエリアがかなり広く整備されており、安定した通信速度で利用可能なため、SmarToneのプリペイドSIMを使った通信もかなり快適に利用することができる。

■スピードテスト結果
SmarToneのプリペイドSIMでスピードテスト

下りだけでなく上りの通信速度も快適なため、Dropboxを使ったCameraUploadの同期なども、モバイル回線からストレス無く行うことが可能。香港滞在中はホテルなどのインターネット回線に頼ることなく、モバイル回線を固定回線代わりに使うことができるのも心強い。

SIMフリーのモバイルWi-Fiルータ『E5776』はAmazonでも購入可能。
販売価格はこのところ値下がりしており、4月23日現在は19,000円前後となっている。

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