国内の音声通話定額サービス提供開始後もSkypeの1か国定額プランと050 plusの使用を継続中

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国内の主要キャリアが音声通話定額プランを提供開始した後も、VoIPサービスのSkypeと050 plusを使い続けている。

その理由は『海外での音声通話発信&着信に使う』ためで、今現在使っているのはSkypeの『1か国限定プラン』と、NTTコミュニケーションズが提供する『050 plus』の二つ。(共に有料)

Skypeで使っている『1か国限定プラン』は、その名の通り1か国限定で音声通話がかけ放題になるプランで、発信側の現在地に限らず、選択した国への音声通話が定額になるプラン。日本向けの1か国限定プランは月額 690円にて提供されている。

Skypeの料金については以下より。
Skype – 料金

■Skype 日本宛の通話料金(日本円建て)
Skypeで格安の国際通話 世界中の携帯電話と固定電話に格安料金で通話できます

支払する通貨によって価格差があり、日本円よりもUSドル支払いの方が安くなっている

■Skype 日本宛の通話料金(USドル建て)
Skypeで格安の国際通話 世界中の携帯電話と固定電話に格安料金で通話できます

それほど頻繁に通話をしないのであれば、400分/1カ月プランでも十分だとは思うけれど、固定電話限定とは言え『かけ放題』になる安心感は大きいので、Skypeの1か国限定プランは継続して使用中。

Skypeを使った音声通話を安定させるために必要な通信速度は、実行速度で200kbps程度出ていれば十分という感じなので、海外のモバイルインターネット回線からでもSkype Outを使って通話をする機会は少なくない。

Skype以外のVoIPサービスで使っているのが『050 plus』で、国内の携帯電話宛の着信を050 plusに転送して、海外に滞在中も『ドコモ番号宛の着信料が無料(あるいは国内通話料のみ課金)』を実現するために使っている。

ドコモの場合、ドコモの携帯電話宛の通話を『転送でんわ』で050 plusの電話番号に転送する形で設定する。具体的な設定方法については以下エントリにて。

海外滞在中でも国際ローミング料金を払わずにドコモの番号で着信するために『転送でんわ』と『050 Plus』を活用してみる | shimajiro@mobiler

『転送でんわ』の転送先に050 plusを設定した場合の通話料は『カケ・ホーダイ』の定額対象の通話となるので、カケ・ホーダイを契約している場合『海外滞在中もドコモの電話場号宛の着信が定額』となる。

残念ながら海外滞在中の音声発信は050 plusでは定額にはならないものの、050 plusを使った際の通話料は固定電話宛は約8.6円/分、携帯電話宛は約17円/分と、国内で携帯電話を使って音声通話をするよりも安くなっている(当然、品質面では音声通話を使った方が安定する。という点はあるけれど)

台湾を例に挙げると、ドコモの国際ローミングを利用した際の着信料は、145円/1分となっているので、およそ2分間の着信で050 plusの基本料金(税別 300円/月)の元が取れる計算となるだけでなく『海外で着信時に通話料金を気にしなくて良い』というのは精神衛生的に良い。

■台湾で国際ローミングを利用した際の料金
国名 都市名 機種から調べる サービス 機能 NTTドコモ

転送でんわ + VoIPサービスの組み合わせは、050 plusに限らず国内の050番号が取得できるVoIPサービスであれば同様の仕組みは実現することができるので、気になるサービスがあったら試してみると良いかなと。

そんなわけで、国内は音声通話の定額制が始まりつつあるけれど、海外滞在中のコミュニケーションコストを下げるためには、VoIP系のサービスも手放すことができない。というお話。