ドコモのVoLTEはMVNOの音声契約SIMカードでも利用可/モバイルデータ通信無効でも使える

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インターネットイニシアティブ(IIJ)は、IIJ利用者とIIJのスタッフが交流・情報交換する『IIJmio metting #4』を都内で開催。同イベントの中で、ドコモが提供開始したVoLTEサービスはMVNOであるIIJの『みおふぉん』でも利用可能であったことが紹介されている。

ITmediaによるイベント紹介は以下より。

IIJmio meeting #4:MVNOのSIMカードで「VoLTE」は利用できる?――IIJが検証結果を紹介 (1/2) – ITmedia Mobile

結果から言うと、IIJmioのSIMを差したSO-03FでVoLTEの通話はできた。特に契約の変更も必要ない。なお、高音質通話はLTEのエリアで、相手もVoLTE対応端末(みおふぉんでも可)である必要があるのはドコモ端末と同様だ。

MVNOであるIIJでもVoLTEが利用可能。
ということは、ドコモのVoLTEを利用するための条件は、

・ドコモのVoLTE対応機種を利用すること
・LTEのエリア内で利用すること

の二点であると考えられ、契約しているISPの種類やモバイルデータ通信の有効/無効についてはVoLTEの利用可否に影響が無い模様。

実際に、ドコモ契約のSIM + VoLTE対応のXperia Z2にて確認してみたところ

・ISPをmopera Uにした状態でVoLTEが利用可能
・モバイルデータ通信をオフにした状態でVoLTEが利用可能

となっており、ドコモのVoLTEの利用については契約しているISPサービス(spモード/mopera U)などは関係無く、利用が可能になっていることが確認できた。

モバイルデータ通信をオフにしてもVoLTEが利用可能ということは、例えば何らかの理由(通信容量の超過)などで通信速度の規制を受けた状態であっても、VoLTEによる音声通話は利用可能であり、VoLTEとLTEのデータ通信(インターネット接続のためのもの)は切り離して考えて良さそう。

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