ソフトバンク、米国での音声通話&データ通信が国内料金と同額になる『アメリカ放題』を9月19日より提供開始

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ソフトバンクモバイルは、ソフトバンクモバイルの契約者向けに、米国での音声通話&データ通信が国内料金と同様の金額で利用可能になる『アメリカ放題』を、9月19日(金)より提供開始することを発表。対応端末はiPhone 6/iPhone 6 Plusの二機種。

■ソフトバンクモバイル『アメリカ放題』を9月19日より提供開始
ソフトバンクモバイル、アメリカ放題を9月19日より提供開始

『アメリカ放題』の提供開始に関するプレスリリースは以下より。

米国で通話・ネットし放題! 「アメリカ放題」開始

ソフトバンクモバイル株式会社は、米国のスプリント・コーポレーション(以下「スプリント」)のネットワークにおいて、ソフトバンクのお客さまが日本国内と同等の料金で音声通話、データ通信が利用できる「アメリカ放題」を、2014年9月19日より開始します

■サービス開始日
2014年9月19日

■利用料金
月額 980円(申込必要)
⇒サービス記念開始キャンペーン(終了日未定)によって当面は無料。
⇒キャンペーンによる無料期間終了後も「スマ放題」データ定額パック(データ量5GB以上)を契約の場合は無料

■対応機種
iPhone 6/iPhone 6 Plus
※サービス提供開始時

米国でのネットワークは、ソフトバンク傘下のSprintのネットワークを利用する。当初は3G(CDMA)での接続のみをサポートし、2014年内にはLTEでの利用にも対応の予定となっている。

対応機種はiPhone 6/iPhone 6 Plusの二機種のみ。ソフトバンクモバイルで既にiPhone 5s/5cを利用している場合、iPhone 6/6 Plusへの機種変更に伴いSIMカードが変更が必要で、アメリカ放題を利用するためにはiPhone 6/6 Plusで契約しているSIMカードを利用することが条件になる。

Sprintの3G方式であるCDMA方式に対応しているiPhone 5s/5cがアメリカ放題に非対応となっている理由については『技術的な面と、営業的な面がある』と質疑応答にて回答。iPhone 6/6 Plusで契約したSIMカードで、なおかつSprintの通信方式に対応した端末(iPhone 5s/5cなど)であれば、『アメリカ放題』が適用される可能性は考えられるものの、このあたりは『サービス対応端末』以外での利用となるため自己責任となる。

実際にSprintのネットワークに接続した状態で利用する方法として、特別な手続は不要となっており、従来の国際ローミング接続で必要だった『データローミング』を有効にする必要が無く、物理的には異なるソフトバンクモバイルとSprintのネットワークが『同じ網内に繋がる』と質疑応答にて説明があった。
※なお、Sprintのネットワーク接続中に日本国内宛に電話発信する場合は、日本の国番号(+81)を先頭に付与してダイヤルする必要がある。

通信速度制限については、日本国内でソフトバンクモバイルのネットワークを利用した際に制限対象となる『3日間で1GB』の速度制限の対象外となるものの、各プランで利用する毎月の通信量としては、Sprintで利用した通信量もカウントされるとのこと。


2014.9.17 17:00追記
当初の発表では、Sprintのネットワークを利用中は通信制限がない。とされていたものの、
今後は通信速度制限を適用する方針であると訂正があった模様。制限開始の具体的なタイミングなどは不明。

ソフトバンク、iPhone 6向け「アメリカ放題」発表。月980円で米国内通信通話定額。スマ放題5GBで無料 – Engadget Japanese

Q:通信量の制限はどうなっているか?
A:無制限
追記2014年9月17日15時:発表会で宮内副社長は通信制限は無制限と話していましたが、ソフトバンク側から訂正が入りました。当面は通信制限はないものの、パケット通信の上限や3日間で大量に通信したユーザーに適用される場合のある、いわゆる通信制限などは今後適用する方針です。

従来の国際ローミングサービスの、

・音声通話は1分あたり140円 (ソフトバンクモバイルの米国から日本宛の通話の場合)
・パケット定額は1日あたり最大2,980円

という料金体系とは全く異なり、月額980円のオプション料金(キャンペーンでしばらく無料)を支払することで、日本国内でスマートフォンを利用するのと同様に、米国国内でも音声通話やインターネット接続が利用可能になる。という点で非常に画期的なサービスと言える。

海外でのモバイルインターネット通信に国際ローミングサービスを利用した場合、従量制の音声通話料金 + 1日あたり最大2,980円のローミングデータ通信料が発生(地域によっては定額非対応)となるため、国内での利用と比べて非常に高額となり、それを避ける手段としてモバイルWi-Fiルータのレンタルサービスや、SIMフリー端末をプリペイドSIMで利用する。という使い方があったけれど、普段使っているスマートフォンを、追加料金なしでそのまま海外で利用できるようになる。というインパクトは強烈。

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