iPhone 6/6 PlusのSIMカードをSIMフリーのiPhoneやAndroidで使う条件

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ドコモ、KDDI、SoftBankMobileが販売するiPhone 6/6 Plusで契約したSIMカードを、SIMフリーのiPhoneやAndroidで使う方法のまとめ。

■SIMフリーiPhoneで使う場合

キャリア ドコモ KDDI SoftBank
料金プラン 契約変更不要 契約変更不要 契約変更不要
接続設定 設定変更不要 設定変更不要 設定変更不要

ドコモ、KDDI、SoftBankのiPhoneを契約したSIMカードを、SIMフリー版のiPhoneで利用する場合は、料金プランの変更および接続設定に関する変更は一切不要で、キャリア版を使っているのと同様にSIMフリー版のiPhoneを利用することが可能。

日本のApple Store販売されているSIMフリーのiPhone(5s/5c/6/6 Plus)は、それぞれキャリア版と仕様は同一となっているため、料金プランや接続設定に関する変更が不要となっている点は『キャリア版のiPhoneからSIMフリー版のiPhoneに変更したい』という方にとっては嬉しい仕様と思う。

また、日本では大手3キャリアが全てiPhoneを正規に販売するキャリアとなっており、これらのキャリアと契約したSIMカードで利用する限り、通信が利用できなくなる、あるいはLTEのみ通信が利用できない。というようなトラブルが起きる可能性が基本的には無い。という点も心強い。

キャリアの公式な保証の対象外とはなるものの、

iPhoneを公式に販売しているキャリアと契約しているSIMカード + SIMフリー版のiPhone(日本で販売されているもの)

という組み合わせで使う限りは、キャリアから販売されているiPhoneを使うのと同一であり、原則トラブルが発生すること無く使えるので安心できる。

直近では、KDDI系のMVNOサービスである『mineo』が、iOS 8以降を適用したiPhoneやiPadで利用できなくなる。あるいは、同じくMVNOサービス利用者がテザリングが利用できなくなる(iOS 7系)などのトラブルが発生したことがあるものの、iPhoneを正規に販売しているキャリア(ドコモ/KDDI/SoftBank)と契約したSIMカードを、日本国内のApple Storeで販売されているiPhoneで使う限りは、基本的にはキャリア版のiPhoneと代わり無く使えるのが心強い。

■Android端末で使う

キャリア ドコモ KDDI SoftBank
料金プラン 以下いずれかのプランで利用可能
(1)新料金プラン『カケホーダイ&パケあえる』を契約する。
(2)旧料金プランでは『Xiパケホーダイ』に契約変更する。
契約変更不要 契約変更不要
接続設定 (1)ドコモから販売されている端末:spモードで接続
(2)上記以外:mopera UなどのISPで接続
(1)KDDIから販売されているスマートフォンなど:LTE NETで接続
(2)上記以外(ルーターなど):LTE NET for DATAで接続
非公開

一方で、Android端末で利用する場合は料金プラン&接続設定ともに注意が必要となる。

ドコモの場合、新料金プランではiPhone向けのパケット定額サービスと、Android向けのパケット定額サービスがわけられていないため問題無いけれど、旧料金プランでは、

iPhone向け:Xiパケ・ホーダイ for iPhone
Android向け:Xiパケ・ホーダイ(など)

と、利用する端末がiPhoneの場合はiPhone専用のパケット定額プランを契約する必要があり、iPhoneを購入&契約したSIMカードを使ってAndroid端末などで通信を行う場合、パケット定額サービスをiPhone専用ではないプランに変更する必要がある。

新料金プラン『カケホーダイ&パケあえる』では、料金プランではiPhone向け/Android向けという区分が無くなるため、あまり頭を悩ませる必要が無いけれど、旧料金プランのまま使い続ける場合は『iPhone専用のパケット定額サービスを、Android端末でも利用可能なものに契約変更する』という手順が必要となる点に注意が必要。
※iPhone専用ではないパケット定額サービスを契約した場合は、iPhoneでもそれ以外の端末でもデータ通信を利用することができる。

なお、ドコモの提供するISPサービスは『spモード』と『mopera U』の2種類に大別され、ドコモが販売するAndroidやiPhoneについては前者を、それ以外のSIMフリー端末などについては後者(後者はドコモ端末でも利用可能)をAPNとして指定する必要があり、端末によって正しいAPN情報を設定しなければデータ通信を行うことができないので注意が必要。

KDDIの場合、ドコモのように『iPhone専用の料金プラン』から変更する必要は無く、利用する端末に合わせて、LTE NETまたはLTE NET for DATAを契約し、利用する端末に合わせて設定を行うだけでデータ通信が利用可能となる。

一例を挙げると、KDDIで契約したiPhone 5のSIMカードを、KDDIのモバイルWi-Fiルータである『Wi-Fi WALKER HWD11』を利用する場合、LTE NET for DATAを契約することでデータ通信が利用可能となる。
関連エントリ:au iPhone 5を契約中の回線でLTE NET for DATA申込完了! | shimajiro@mobiler

SoftBankで契約したiPhoneの回線を使ってAndroid端末での利用については、契約変更などを行わなくても動作可能であるという報告は多数あるものの、データ通信に必要なAPNなどの設定情報が非公開となっている。

そんなわけで、キャリア版のiPhoneで契約したSIMカードを、SIMフリー版のiPhoneやそれ以外の端末で利用することは、契約変更や必要な設定を行えば基本的には可能とはなっているものの、多くのケースはキャリアのサポート対象外となるため、各種パケット定額が適用されるのか、どういった設定が必要になるのか、通信そのものが利用可能か。という点については、原則として保証されない点は注意して使う必要がある。