2014年の訪日外国人数の国別トップは台湾になる可能性

政府観光局は、2014年9月の訪日外国人数を発表(PDF)

国別の訪問者数では、中国の24万人が単月で最多となったものの、2位は台湾の22万人で、1月 〜 9月までの累計では台湾が引き続き首位を守っており、10月 〜 12月の状況次第では、2014年の訪日外国人数で最も多いのが台湾人による訪日となる可能性が高くなってきている。

■2014年1月 〜 9月までの訪日外国人数
1位:台湾 2,120,900人
2位:韓国 1,995,800人
3位:中国 1,788,600人

現時点で首位となっている台湾と、2位の韓国の差は12.5万人ほどとなっているため、単純計算すると残り3カ月で平均して約42,000人/月だけ、韓国からの訪日外国人数が台湾からの訪日外国人数を上回ると、逆転して年間の首位となる可能性がある。

一方で、3位になっている中国が逆転して首位となる可能性は高くは無さそう。というのも、2014年中で訪日中国人数が最多となった28万人/月(7月実績)のペースが10月 〜 12月の3カ月連続すると仮定した場合でも、2014年の月別で最も訪日台湾人数が少なかった1月(約19万人)との差が約90,000人となるため、9月末時点で台湾に比べて33万人少ない実績を、残り3カ月で逆転するのはかなりハードルが高そう。

そんなわけで、2014年の訪日外国人を国別で集計すると、台湾または韓国からの訪日外国人数が最も多くなる可能性が高くなってきているけれど、仮に台湾が首位になった場合は、政府観光局で確認できる2003年以降では初めてとなる。

日本 〜 台湾の間には多数のLCCが就航しており、日本と海外の間では最もLCCが充実している路線の一つとなっていることが、台湾からの訪日外国人数が増加している理由の一つに挙げられそう。

政府観光局のデータからは、2014年9月より東京(成田)と大阪(関空)との間にLCCの直行便が就航したタイからの訪日も増加しているとされ、LCCの路線拡大によって主にアジア方面からの訪日外国人数が増加傾向にある。