2015年春に予定のWiMAX 2+の高速化、下り最大220Mbps非対応端末でも通信高速化のメリットあり

UQコミュニケーションズは、2015年春よりキャリアアグリゲーション導入によってWiMAX 2+サービスを現在の下り最大110Mbpsから下り最大220Mbpsに高速化することを発表。

WiMAX 2+サービスでの下り最大220Mpbs導入は
WiMAX 2+におけるキャリアアグリゲーションの導入について | UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+

現在WiMAX 2+対応端末として発売されている、NAD11やHWD15などのモバイルWi-FiルータやKDDIの発売しているスマートフォンでWiMAX 2+に対応する機種は、2015年春より開始される下り最大220Mbpsの通信速度には非対応となっているものの、利用可能な周波数帯が増加することで、結果的に通信の実効速度が改善されることが期待できる。

2015年春からのWiMAX 2+高速化は、UQコミュニケーションズが現在WiMAXサービス(初代)向けに割当している30MHz幅の周波数帯のうち、20MHz幅をWiMAX 2+での利用に切り替えることで実現される。

現在WiMAX 2+で利用されている20MHz幅に加えて、新たに20MHz幅がWiMAX 2+で利用可能となることで、両方の周波数帯を束ねて通信を行う『キャリアアグリゲーション』に対応する機種では、合計で40MHz幅の帯域を使って通信が可能となるため、下り通信速度が220Mbpsに高速化する。

現在WiMAX 2+対応端末として発売されている機種は、キャリアアグリゲーションには非対応となるため下り最大220Mbpsでの利用はできないものの、新たに割当(WiMAXから転用)される20MHz幅については、現在発売中の機種でも利用が可能。このため、理論値での通信速度は下り最大110Mbpsで現状と変わらないものの、

A.現在WiMAX 2+で利用中の20MHz幅
B.2015年春より新しくWiMAX 2+で利用可能となる20MHz幅

の、どちらか空いている方の電波を利用することができるようになるため、理論値の通信速度は下り最大110Mbpsのままでも、通信速度の実効速度が改善することが期待できる。

一方で、現在利用可能な帯域のうち20MHz幅が利用できなくなるWiMAXサービス(初代)は、通信速度が下り最大40Mbps ⇒ 13.3Mbpsへと通信速度が低下することで、実効速度も低下となる。

このため、UQコミュニケーションズおよびMVNO各社はWiMAX 2+対応機種へ料金負担無しに乗り換えできる『史上最大のタダ替え大作戦』を11月1日より開始予定で、これによって初代WiMAXサービス契約者をWiMAX 2+へ移行するように促している。

史上最大のタダ替え大作戦|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+

WiMAX 2+サービスは、契約から二年間の間は通信容量制限が無いので『通信容量無制限』という点は基本的には同じ(ハイスピードプラスエリアモードを使わない場合)と言えるけれど、WiMAXサービス向けに提供されていた機器追加オプションや、ファミ得パックなどのオプションサービスが提供されない他や、URoad-Homeなど据置型の端末が未発売(発売不明)となるなど、従来のWiMAXサービスと完全に同じ使い方をすることができない点は注意する必要がある。

そんなわけで、既存のWiMAX 2+ユーザ(下り最大220Mbps非対応)向けにもメリットのあるWiMAX 2+の高速化(帯域増加)ではあるけれど、既存のユーザ向けに携帯電話で言うところの機種変更的なメニューが用意されたら嬉しいなと。

UQコミュニケーションズ(本家)が行っているWiMAX 2+の新規契約キャンペーンは以下より。
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