フィリピンのLCC『セブ・パシフィック航空』がLTE対応プリペイドSIMカードの機内販売を開始!データ通信量1.5GBで500ペソ

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フィリピンのLCC『セブ・パシフィック航空』は同社の運行する国際線の機内販売にて、フィリピンの最大手移動体通信事業者『SMART』の4G LTE対応プリペイドSIMカードの販売を12月1日より行うことを発表。

販売されるプリペイドSIMカードのデータ通信量は1.5GBで有効期間は15日間、100通分のSMSとフィリピン国内宛の音声通話が10分間利用可能で、販売価格は1枚あたり500ペソ(約1,300円)となっている。

セブ・パシフィック航空のプレスリリースは以下(英語)より

Cebu Pacific and Smart tie up for mobile data service for inbound tourists – Cebu Pacific

■商品名
Cebu Pacific Fun Data SIM powered by Smart Bro

■販売開始日
2014年12月1日

■対象便
セブ・パシフィックの運行する国際線のうち、フィリピン到着便

■販売価格&データ通信量など
販売価格:500ペソ
データ通信量:1.5GB (LTEデータ通信利用可能)
有効期間:15日間
音声通話:フィリピン国内宛に10分間
SMS送信:100通
SIMタイプ:レギュラー/マイクロ/ナノSIM
利用キャリア:SMART
※トップアップして利用期間が延長できるのかは不明。

SIMカードの販売価格そのものは500ペソ(約1,300円)に設定されており、フィリピンの物価を考えると安くはない。ただし、フィリピンのSMARTのLTEデータ通信サービスは、30日間利用可能なパッケージが995ペソ(約2,600円)となっているので、機内販売されるSIMカードの有効期間が15日間とそれなりに長くなっている点や、おそらくLTEプラン登録などの手間が不要でLTEデータ通信が利用可能になっていることを考えると、コストパフォーマンスは高いように思う。

ちなみに、SMARTのSIMカードを購入して別途LTEサービスをアクティベートする手続は、

(1)LTE対応のプリペイドSIMを購入する
(2)LTEプラン登録に必要になる金額をトップアップする
(3)LTEプラン(1日/7日/30日)に登録する

の手順れが必要となり、プリペイドSIMカードの購入などに慣れていない場合はそれなりに手間がかかる。

SMARTのLTEプラン登録方法の詳細については以下エントリにて。
セブ島でSMARTのLTE対応のプリペイドSIMカードを入手!LTEプランへの登録&APN設定方法のまとめ | shimajiro@mobiler

LCC機内でプリペイドSIMカードの販売は、日本ではPeachが、オーストラリアではジェットスターがSIMカードを機内販売(Peachは関空ターミナルで受取)を行っており、外国人旅行者が気軽にプリペイドSIMカードを購入できる環境が整いつつあるのは嬉しいところ。

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