【台湾】桃園空港で亞太電信のプリペイドSIMを購入 – データ通信量無制限で4G LTEが利用可能!

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台湾の桃園空港にて『亞太電信』のプリペイドSIMカードを購入したので、購入方法や料金プランなどの紹介。

亞太電信のプリペイドSIMカードを販売するカウンターは、桃園国際空港の第2ターミナルの入国審査場にあり、台湾に入国前にしか訪問することができないので注意。また、桃園空港に到着する便が第1ターミナル(例えばPeachやScootなど)の場合、ターミナル間を移動するスカイトレインを利用することで、入国前にターミナル間を移動することは可能。
※この場合、受取荷物などなどがあるとややこしいのでそのあたりは自己責任にて。

■亞太電信のカウンターは台湾之星のすぐ隣にある
亞太電信のカウンターは台湾之星のすぐ隣にある
※桃園国際空港第2ターミナルにある亞太電信のカウンターの営業時間は10:00 〜 20:00。訪問したタイミングでは営業時間の前だった。

亞太電信のプリペイドSIMの特長は、4G LTE対応で通信容量無制限。という点。

プリペイドSIMはデータ通信専用となっているものの、3Gと比べてデータ通信速度が高速な4G LTE回線が容量無制限で使えるメリットは大きく、今回の滞在中は基本的に亞太電信のプリペイドSIMをデータ通信用の回線として使用していた。

■亞太電信のプリペイドSIM 料金プラン
亞太電信のプリペイドSIM向け料金プラン

[4G LTE対応プラン]
6日間プラン:300台湾ドル – 6日間インターネット使い放題(4G LTE対応)
11日間プラン:500台湾ドル – 11日間インターネット使い放題(4G LTE対応)

[3G対応プラン]
10日間プラン:248台湾ドル – 10日間インターネット使い放題(4G LTE非対応)
30日間プラン:548台湾ドル – 30日間インターネット使い放題(4G LTE非対応)

料金の支払は現金のほか、クレジットカードも利用可能。SIMカードはパスポート1枚につき1枚までに制限されており、1人で同一キャリアのSIMカードを複数契約することはできない。

利用期間の『6日間』は例えば1月21日にSIMカードを購入した場合、21日 + 6日間で27日の24:00まで利用可能。と説明された。実際に27日まで利用可能か?は滞在期間の都合で未確認。

亞太電信のプリペイドSIMでは、4G LTE対応プラン/3G対応プラン共通でデータ通信が定額、使い放題となる。2015年1月22日時点で、台湾のプリペイドSIMで4G LTEが使い放題となるサービスを提供しているのは亞太電信のみのため、データ通信量が大きい使い方をする場合は亞太電信のプリペイドSIMが非常に心強い回線と言える。

なお、亞太電信の3Gプランは対応する通信方式がW-CDMAではなくCDMA方式となっているため、CDMA方式に対応する機種で利用する必要がある点は注意。

亞太電信のプリペイドSIMを購入する際、カウンターでテスト用のSIMカードを使い、データ通信が利用できることを確認してから購入手続きが行われる。筆者が確認用に使った端末は、日本版のZenFone 5 LTE(A500KL)で、テスト用のSIMカードを挿すと問題無く4G LTEが利用可能であったため、そのままSIMカードの購入を行った。

■亞太電信のプリペイドSIMカード
亞太電信のプリペイドSIMカード

亞太電信のプリペイドSIMは、レギュラー/micro/nanoの3つのSIMカードサイズに1枚で対応するタイプ。3通りのSIMサイズに合わせることができるので、SIMカッターなどを使う必要が無く、カットによってSIMカードが挿入し難くなる。というような心配が無いのは嬉しい。

SIMカードの購入手続き完了後、即座にはデータ通信を使うことができなかったので確認してみると『10分ほどで利用可能となる』とのことで、実際にその場で10分ほど待ってみると、説明された通りにデータ通信を利用できるようになった。

なお、亞太電信の4G LTEは700MHz(B28)および1800MHz(B3)帯が使われているため、この両方に対応する機種で利用すると快適なデータ通信サービスが利用できる。この両方の周波数に対応する機種として、台湾版のZenFone 5 LTE(型番は日本版と同じA500KL)を使っていたけれど、地下鉄を含めてかなり広いエリアで4G LTEが利用可能であり、なおかつ通信速度も非常に快適だった。

■利用する周波数帯はサービスガイドにも明記されている
利用する周波数帯はサービスガイドにも明記されている

■地下鉄駅でも4G LTEが使えた
地下鉄駅でも4G LTEが使えた

手元にある機種で確認した限り、亞太電信のプリペイドSIMを利用時にAPNが自動設定された機種は無く、手動での設定が必要だった。(設定についてはカウンターでスタッフが行ってくれるので心配は不要)

[APN設定]
APN:gtnet
ユーザ名:なし
パスワード:なし

亞太電信のプリペイドSIMを利用する上で少々ややこしいのは、LTEの700MHz帯(B28)に対応した機種であっても、亞太電信の4G LTEを利用することができない機種があった。具体的には、ドコモのGALAXY Note Edge(SC-01G)が該当した。
→その後改めて確認したところ、亞太電信の4G LTE SIMでもGALAXY Note Edge(SC-01G)で4G LTEが利用可能だった。

■亞太電信のSIMで4G LTEに繋がるGALAXY Note Edge

念のため、確認環境を記しておくと、機種はGALAXY Note Edge(SC-01G)をSIMロック解除したもの、VoLTE通話についてはオフで確認したものの、4G LTEには接続ができなかった。

ちなみに、同機種については台灣大哥大の4G LTEの700MHz帯(B28)を利用可能であることは確認済み。
関連エントリ:GALAXY Note Edgeを台湾モバイルのLTE対応プリペイドSIMで使う – テザリング利用や700MHz帯(Band 28)接続も可能 | shimajiro@mobiler

手持ちの機種で確認した亞太電信のプリペイドSIMでのLTE接続確認結果は以下。

[亞太電信のLTE接続確認]
GALAXY Note 3(SM-N9005):LTE接続不可(端末メニューからLTE表示が無くなる)
GALAXY Note Edge(SC-01G):LTE接続不可
ZenFone 5 LTE(A500KL)日本版:LTE接続可能
ZenFone 5 LTE(A500KL)台湾版:LTE接続可能
Xperia Z2(SO-03F):LTE接続可能

GALAXY Note Edge以外では、SIMフリー版のGALAXY Note 3(SM-N9005)がLTE接続できなかった。

台湾のプリペイドSIMカードにおける4G LTEサービスは、亞太電信以外にも台灣大哥大(台湾モバイル)がサービスを提供しているけれど、台湾モバイルの4G LTE対応SIMカードは空港の台湾モバイルのカウンターで取扱いが無い&通信量制限がある点がデメリットと言える。

亞太電信のプリペイドSIMは『通信量無制限』でありながらも、2015年1月時点ではかなり高速な通信速度であり、地下鉄や地下街を含めたエリアで4G LTEを利用することができたので、通信環境については何ら不満を感じることが無かった。

そんなわけで、空港カウンターで購入可能(桃園空港第二ターミナルのみだけど)であり、なおかつ通信量制限の無い亞太電信のプリペイドSIMはかなりオススメできるプリペイドSIM。

亞太電信のWebサイトは以下より。
官網首頁 – GT 智慧生活

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