WiMAX 2+、WX01とW01でスピードテスト:屋内ではWX01の4×4 MIMOが効果的

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WiMAX 2+の下り最大220Mbps対応に対応する「WX01」と「W01」が、キャリアアグリゲーション非対応エリアでどのぐらいの速度差が出るのか?をスピードテストで比較してみた。:

今回の検証環境は以下。

■検証環境
場所:京王新線新宿駅 改札付近
端末:WX01およびW01をXperia Z2(SO-03F)とWi-Fi接続
接続:Wi-Fi接続 5GHz帯を有効/802.11ac接続
日時:2015年4月 平日の夕方
ツール:ドコモスピードテストを利用
回線:UQコミュニケーションズ本家契約の回線

■京王新線新宿駅 改札付近でスピードテスト
京王新線新宿駅 改札付近でスピードテスト

京王新線新宿駅を選定した理由は、屋外と比べて屋内の方が4×4 MIMOの効果を得られやすいかも。という仮説のもと。

実際に今回のスピードテストの結果では、WX01の下り通信速度がW01を上回っており、4×4 MIMOの効果が得られる環境においては、WX01の通信速度はW01よりも高速になると言える。但し、今回はキャリアアグリゲーション非対応エリアでの検証であり、キャリアアグリゲーション対応エリアでどうなるか?は不明。

■下り通信速度の比較
WX01とW01のスピードテスト

下り通信速度は、W01が平均で50Mbps台にとなったのに対してWX01は最低でも60Mbps後半、平均では74Mbpsとなり、平均値を比較すると約45%ほど下り通信速度が高速な結果となった。

■上り通信速度の比較
WX01とW01のスピードテスト

上り通信速度については、平均値ではWX01の方が高速ではあるものの、最低値はWX01の方が低くなるなど、今回の結果からはどちらの機種が高速化は評価が難しい。
※なお、これらの機種の対応する4×4 MIMOやキャリアアグリゲーション対応は、上り通信速度については高速化の影響は無い。

UQコミュニケーションズは、WiMAX 2+のキャリアアグリゲーション対応エリアを順次拡大予定としているものの、現時点では東京・大阪などの大都市圏のエリア化予定は発表されていない。(初代の)WiMAXサービスのユーザが多い主要都市のWiMAX 2+キャリアアグリゲーション対応は、他のエリアと比べて遅れる可能性が高く、少なくとも都心エリアでのキャリアアグリゲーション対応するまでの間は、都心エリアのWiMAX 2+はWX01で利用した方が通信速度が高速となる。

一方、W01はキャリアアグリゲーション非対応エリアでは通信速度が下り最大110Mbpsに留まるものの、auの4G LTEにも対応しており、エリアの広さという面では都内地下鉄を含めて問題無く利用可能であり、この点はau 4G LTEに非対応のWX01を使うよりも心強い。

「WX01とW01のどちらが良い機種か?」という問いに答えるのは、利用するエリアがキャリアアグリゲーション対応エリアなのか、4×4 MIMOの効果が得られやすいのかなどによって異なるため、一概に言うのは難しいけれど、両機種は契約なしで購入できるいわゆる「白ロム」の価格がそれほど高く無いので、「両方買って試してみる」というのもそれほど大きな出費無しで可能。

「W01」の白ロムはAmazonで約8,500円程度

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