SIMフリーモバイルWi-Fiルータ「MR04LN」 利用開始から3日間ぐらいでのレビュー

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2016.1.15追記 利用開始から6カ月間でのレビューは以下にて。

モバイルWi-Fiルータ「MR04LN」利用開始から6カ月でのレビュー | shimajiro@mobiler


MR04LNを購入してから3日間程度使ってみたレビュー&思ったこと。
購入から日が浅くあんまり「使い込み」はできていないので、確認できた挙動や仕様などなどを中心に。

KDDI系のMVNOでも4G LTE接続が可能

MR04LNはKDDI系のMVNOでも4G LTE接続が可能となっていることを確認済み。

■KDDI系のMVNO「mineo」のSIMカードで4G LTE接続
MR04LNはmineoのSIMカードでも利用可能
詳細エントリ:MR04LN、mineoのSIMカードでも4G LTEが利用可能 | shimajiro@mobiler

KDDIの4G LTEへの接続は「MR03LN」でも可能となっていたけれど、MR04LNでは対応している周波数が広がっており、MR03LNでは非対応だったKDDIのプラチナバンド(800MHz帯/B18)および1.5GHz帯(B11)にも接続が可能となっているので、MR03LN + KDDIのSIMカードで使うのと比べて格段に利便性が増している。

加えて、MR04LNでは「デュアルSIM」に対応しているので、ドコモ系のMVNO + KDDI系のMVNOのSIMカードを入れて、状況に応じてSIMカードを切り替えて使うことも可能。対応している周波数の拡大は目立ちにくい部分ではあるけれど、モバイル通信端末においては非常に重要な要素なので、MR04LNで対応している周波数が広くなっているのは嬉しいところ。

海外SIMでも4G LTEが利用可能に!

MR04LNはメーカー公式に「SIMロックフリー」とされており、海外渡航時に現地のプリペイドSIMカードなどを利用することが可能に。MR03LNでは不可能だった「現地SIMで4G LTE接続」も可能となっていることが確認できた。

■台湾の中華電信のプリペイドSIM + MR04LNで4G LTE接続可能
MR04LN:海外SIMで4G LTE接続ok

国内で販売されているドコモ向けのモバイルWi-Fiルータでも、LTE国際ローミング対応機種であればSIMロック解除して海外SIMで4G LTEを利用可能ではあるものの、SIMロック解除に手数料(3,240円)が必要となることや、モバイルWi-Fiルータの場合はドコモショップにて機種を預け入れ後、1週間程度の待ち時間が必要となるため、スマートフォンやタブレットなどをSIMロック解除するのと比べてやや手間が大きい。というデメリットがある。

その点、MR04LNは「発売時点からSIMロックがかけられていない」ため、購入してすぐに海外で利用することも可能。デュアルSIMへの対応も「国内SIM + 海外SIM」で使うという使い方に適しており、「海外で4G LTEが利用可能」という点と合わせて、使い勝手が改善している。
※但し、後述の通りSIMカードの切替は端末の再起動が必要となるためやや時間がかかる。

デュアルSIMは「切替に再起動が必要」なのがネック

MR04LNの大きな特長の一つに「デュアルSIM」対応があり、デュアルSIMへの対応によってSIMカードを差し替える手間こそ省けるものの、通信するSIMカードの切替には再起動が必要。再起動にはそれなりの時間(約1分以上)が必要となるので、起動が速いモバイルWi-FiルータでSIMカードを手動で入れ替えて使うのと、所要時間そのものは大きく変わることが無い。

また、瞬時に通信するSIMカードを切り替えることができないので、例えば移動中に「このトンネル区間はドコモの方が電波が良いから、通信するSIMカードを切り替えて使う」というような、一時的に通信するSIMカードを切り替える。というような使い方にもあまり向かない。

連続通信時間:Wi-Fi接続時12時間は「やや物足りない」

MR04LNの連続通信時間は、MR03LNと同じくWi-Fi接続時で約12時間となっており、モバイルWi-Fiルータとしては短い部類では無い。ただし、ドコモ系のモバイルWi-Fiルータでは、LGの販売するモバイルWi-Fiルータの連続通信時間が長くなっており、最新モデルである「L-01G」ではLTE接続時で20時間と、MR04LNをWi-Fi接続して利用するのと比べて約66%長時間動作するので、これらのモデルと比べると連続通信時間が短く感じる。

加えて、LGのモバイルWi-Fiルータを実際に使っていると、カタログスペックよりも連続通信時間を長く感じるので、LGのモバイルWi-Fiルータの連続通信時間に関しては「カタログ値よりも長く使える」というのが実際の環境で使ってみた印象。(MR04LNに関しては「概ねスペック通り」の連続通信時間であるように思う)

■LG製モバイルWi-Fiルータの連続通信時間
L-03E:12時間
L-02F:13時間
L-01G:20時間(LTE-A接続時17時間)
※LTE接続時

CA接続中であってもディスプレイなどでの確認は不可

MR04LNはキャリアアグリゲーションに対応しており、端末の仕様上は下り最大300Mbpsまで対応している。(国内ではドコモが下り最大225Mbps対応サービスを提供している)

ただし、キャリアアグリゲーション接続が実際の環境で有効となっているかどうかは、端末のディスプレイ上には表示されないので、端末ディスプレイ上の情報からはキャリアアグリゲーション接続が有効かどうかを確認することができないのは少々寂しい。
※国内向けに発売されている機種で、標準状態でキャリアアグリゲーション接続が有効になっているかどうかを表示できる端末は基本的には無いけれど。

■海外版のGalaxy S6 edge:キャリアアグリゲーション接続中は「4G+」の表記になる
海外版のGalaxy S6 edgeは「4G+」表記に

まとめ:SIMフリー + 海外でも4G LTE対応&周波数拡大が嬉しい

冒頭にも書いた通り、発売かされてから日が浅くあまり「使い込み」はできていないけれど、MR04LNの目玉と言える「SIMフリー × デュアルSIM」まわりの使い勝手については「SIM切替に時間がかかる」という点を除いて概ね満足のいくレベル。

LTEの周波数の面では、ドコモおよびそのMVNO向けの対応だけでなく、(WiMAX 2+やAXGPには非対応だけれども。)KDDIやソフトバンクでも大きな不都合無く使えるようにカバーされているので、国内では「どこのサービスを使ってもある程度使える」モバイルWi-Fiルータと言える。そんなわけで、MR04LNは「国内でドコモやKDDIのMVNOをメインに仕様、たまに海外でも使う」という方に丁度良いモバイルWi-Fiルータと言えそう。

■MR04LN:接続確認済み事業者の一覧(国内)
接続確認済み事業者 - 国内

MR04LNの販売価格はAmazonで約25,000円。
(OCN モバイル ONEのSIMカードセットの方が単体販売より価格が安い)

NEC Aterm MR04LN 3B【OCN モバイル ONE マイクロSIM付きセット】LTE対応 モバイルルーター 月額900円(税抜)~ NEC Aterm MR04LN 3B【OCN モバイル ONE マイクロSIM付きセット】LTE対応 モバイルルーター 月額900円(税抜)~

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コメント

  1. kiddy より:

    中華電信 supports CA from January 2015 (Band 3 and 8). I think MR04LN supports this in Taiwan. I purchased 2 ME04LN, I will keep 1 in exist firmware, and upgrade another 1 for the future firmware, just in case NEC changes their mind to lock the LTE for usage abroad in the future. Though NEC this time highlight SIM Free…

    I still have a MR03LN with old firmware, and runs LTE in Taiwan very well.